ジャガー・ランドローバー、路面の穴やくぼみを検出する技術研究プロジェクトを発表

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ジャガー・ランドローバーは、車両がポットホール(道路上の穴やくぼみ)をはじめ、壊れた下水道やマンホールの位置、それらの損傷のレベルなどを識別し、クラウドを通じてリアルタイムに他の車両と情報を共有できるようにする最新のコネクテッド・カー技術を研究しています。今後データを道路管理者にも提供し、どこから優先して補修していくかの決定にも役立てていきます。

このシステムは、車両前方にある大きなポットホールや壊れたマンホールに関する警告を他の車両から受け取ることができるもので、ドライバーがこうした情報をもとに速度を落として危険を避けたり、衝撃を軽減し、スムーズな乗り心地を維持できるよう、車両のサスペンションを調整することも可能です。これは、パンクや車両の損傷、さらに交通事故を減らすことに貢献します。

■道路上のポットホールを予測した自動運転
ジャガー・ランドローバー、アドバンスト・リサーチ・センターのプロジェクトにおける次のステージは、高度な前方向ステレオ・デジタルカメラなど、新しい路面識別技術を「レンジローバー・イヴォーク」の研究用車両に搭載することです。

■ポットホール・アラートと道路補修
ジャガー・ランドローバーの研究チームは、イノベーション・パートナーであるコベントリー市議会と協力して、路面状況の情報を道路管理者とどのように共有するか、また道路のメンテナンス・チームが補修箇所を特定し、作業の優先順位を設定するのに、厳密にどのデータが最も役立つのかを解明しようとしています。また、このプロジェクトでは、ジャガー・ランドローバーの実験用カメラがポットホールや損傷したマンホールの画像を撮影し、それをGPS位置情報とともに道路管理者と共有できるかについても調査します。

 

ポットホール・アラート・システムに関する動画は下記よりご覧いただけます。

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2015.06.12