ランドローバーは、4月30日に誕生70周年を迎えたことを記念し、「World Land Rover Day」イベントを実施し、オンラインでライブ中継を行いました。
歴代のランドローバーのモデルと、その開発・製造に携わった人々、そしてそれらを運転してきた人々が登場し、この70年間で、ランドローバーが世界中で成し遂げてきた冒険や、人道的な支援活動、階級や文化を超えた取り組みの数々を讃えました。
ライブ中継は、かつてアムステルダム・モーターショーで初代「LAND ROVER」が華々しくデビューした日から、70年目にあたる4月30日(月)20:00(日本時間:5月1日(火)4:00)から始まり、第二次大戦後に実用的なモデルとして誕生した「LAND ROVER」が、700万台以上の販売台数を記録するほど世界中で愛される4×4モデルに成長してきた軌跡を振り返りました。
また、ランドローバーが送り出してきた名車、そして、これまでの偉業や語り継がれる伝説に携わってきた人物、将来の展望について、ジャガー・ランドローバー・クラシックからライブ中継で紹介し、この施設の内部を案内しました。
ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)、ラルフ・スペッツ博士は、次のように述べています。
「ランドローバーというブランドは1台の車両から誕生しました。今日、当社が提供するSUVモデルは、70年にわたって築いてきたランドローバーたるもの、つまりイノベーションに対するパイオニア精神が息づいています。『DEFENDER』、『DISCOVERY』、そして『RANGE ROVER』の各ファミリーは、他の追随を許さない走破性能、多用途性、ラグジュアリーさがあり、これからの70年も成功に向けて確固たる基盤を築いていきます。
ランドローバーは、どのような地形であっても最高のオールテレイン走破能力を発揮するモデルというだけではありません。冒険への情熱を通じて人々をつなげ、世界をより刺激的なものにするのです。当社の従業員だけでなく、お客様や愛好家の皆様が、ひとつのファミリーとして、ランドローバーを特別な存在にしてくれているのです。」
「World Land Rover Day」では、「LAND ROVER」のプロトタイプである第一号車『Huey』、2ドア・モデルの初代「RANGE ROVER (CLASSIC)」、定員7人のフルサイズSUV「DISCOVERY」、そしてこれまでの数十年間にわたる探検を通じ、その性能の高さを実証してきたモデルなど、ランドローバーのラインアップ各種が、英国コベントリーにあるランドローバー・クラシック・ワークスのステージに登場しました。また、「RANGE ROVER EVOQUE」や「RANGE ROVER VELAR」などを含む現行ラインアップも各セクターに新しい価値や定義を打ち出したモデルが現れ、そして、ランドローバーを愛してきた著名人や政治家、王室が、LAND ROVERファミリーの一員としてスクリーンに登場し祝福コメントを寄せました。
70周年の記念事業はすでに始動しています。今年1月には、ランドローバーの歴史の始まりであるモデルとして、1948年のアムステルダム・モーターショーで発表したプリプロダクション・モデル3台のうちの1台をレストアし再生させるプロジェクトを始動させています。今回のイベントでは、このレストアされ復活を遂げた「LAND ROVER」オリジナル・ローンチ・モデルを披露しました。
さらに、今年1月に発表した、ランドローバーを象徴する「DEFENDER」にV型8気筒ガソリン・エンジンを搭載したハイパフォーマンス・モデル「DEFENDER Works V8」も展示しました。「DEFENDER Works V8」は、70周年を記念した限定モデルで、製造・販売台数はわずか150台です。この特別モデルも、ランドローバー・クラシックの熟練の専門エンジニアチームの手によって、「LAND ROVER」オリジナル・ローンチ・モデルと同じ施設でつくられています。
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