伝説は生き続ける:アストンマーティンV600が復活

180511_AM_V12 Vantage V600

伝説の名車、アストンマーティンVantage V600が、お客様からの熱い要望を受けて、V12 Vantage V600として生まれ変わります。このニューモデルは、オリジナルVantage V600からインスピレーションを受け、当時のモデルを想起させる様々な専用装備を特徴としています。 

1998年、アストンマーティンは、Vantageスポーツカー中もっとも過激なバージョンとして、スーパーチャージャー・エンジンを搭載したV8 Vantage V600を発表しました。600bhpの最高出力を誇るこのモデルは、当時もっともパワフルなスポーツカー(カー・オブ・エクストリームズ)の1台にランクされました。 

それから20年が経過した今年、英国のラグジュアリー・カーメーカーが誇るパーソナリゼーション・サービス、「Q by Aston Martin」が、お客様からの熱い要望を受けて、14台限定でアストンマーティンV12 Vantage V600を製作することになりました。「Triple V」の異名をとるこの14台の内訳は、クーペとロードスターが各7台です。マニュアル・ギヤボックスを搭載するユニークなリミテッド・バージョンのV12 V600は、一切の妥協を排して設計され、手作業で製作されます。 

先代モデルの「VHVantageをベースとする2018 Aston Martin V12 Vantage V600は、マッスル・スポーツカーの現代的なパフォーマンスと時代を超越したスタイリングを組み合わせ、アナログ世代を代表する究極のVantageに仕上がっています。 

アストンマーティン・バイスプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、次のように述べています。「これこそが、“Q by Aston Martin – Commission”サービスを立ち上げた理由です。このサービスでは、お客様がアストンマーティン・デザインチームと密接に協力して、真のビスポーク・スポーツカーを創り上げることができます。V600は、アストンマーティンの歴史にその名を残すクラシック・モデルであり、今回V12 Vantage V600として復活することを誇りに思います。」

Vantage V600には、6.0リッター自然吸気V12エンジンのアップグレード・バージョンが搭載され、600PSの最高出力とともに乗員の五感を刺激します。7速マニュアル・トランスミッションを介して、ドライバーは積極的にクルマを操ることができます。フロント、リヤともに独立懸架式のダブル・ウィッシュボーン・サスペンションを採用、これに3ステージ・アダプティブ・ダンピングを組み合わせ、あらゆる条件下で洗練された乗り心地を実現します。 

V12 Vantage V600は、圧倒的な存在感を示し、フルカーボンファイバー製のエクステリアには、アグレッシブなデザイン・エレメントが散りばめられています。90年代のクラシック・モデルと同様、V600にはスタイリングが変更されたサイド・ストレーキに加え、パワーバルジを備えたボンネットが採用され、その下に搭載されたエンジンの強大なパワーを暗示します。ダークカラーのフロントグリルを介して大量のフレッシュエアが取り込まれ、豊かなキャラクターを持つV12エンジンの冷却が行われます。リヤエンドにも、V600独特のパワーを感じさせるデザインが施されています。 

ここでは、新設計されたカーボンファイバー製ディフューザーと、人目を惹く4本出しのエキゾースト・システムが特徴となっています。V600には、機械加工されたセンターロック式の鍛造アルミニウム・ホイールが装着され、ユニークな外観がさらに強調されています。 

インテリアには、カーボンファイバーやダーク・アルマイト仕上げのアルミニウムが多用され、乗員を魅了します。軽量シートにはまったく新しい穿孔パターンが施され、センターコンソールにはカーボンファイバーを採用、ドライバー・インフォメーションのダイヤル・スイッチもこのモデル専用にデザインされています。ハンドクラフトされたサドルレザー・センター・アームレストは、快適性とスタイルを両立させ、削り出しのシフトレバーと共に、優れたエルゴノミクスを実現しています。
 

現在オーダーを受付中の2018アストンマーティンV12 Vantage V600は、2018年第3四半期から納車が開始される予定です。

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2018.05.11