エレガンスの最高峰へ
ランドローバーブランドが70周年を迎えました。
70年の歴史を彩ってきた7つのストーリーをご紹介します。 第1回目の今回は、レンジローバーのストーリー。
レンジローバーは、自動車史上最も重要な自動車の一台として確固たる地位を築いています。自動車の世界に新たなカテゴリーを創出しました。
オンロード/オフロードの両方で卓越した走りを実現する、昨今隆盛を極めるスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)の起源となった一台、初代レンジローバーの誕生です。それは、今から約半世紀前の1970年のことです。
以降、レンジローバーの人気は世界中で拡大し続け、今日では王室からサッカー選手まで、レンジローバーはいつの時代においても、その独自の価値がわかる様々なお客様に支持され続けています。
サルーンの快適性とオフロード走破性をひとつに
”当時そんなことを試みようとした人間は一人もいませんでしたよ。だからこそ挑戦する価値があった。”
チャールズ・スペンサー
“スペン”キング
初代レンジローバーの開発は1960年代、ローバーカンパニーの技術責任者であったスペン・キングが始めた新車両プロジェクトに端を発します。
「そもそもは、ローバーサルーンの快適性やオンロード性能と、ランドローバー車のオフロード走破性を組み合わせてみようという発想がきっかけでした」と彼は述べています。この誰も試みたことのないアイデアを形にした初代レンジローバーは、まったく新しい高性能・高品質な四輪駆動車として人気を集めました。
ルーブル美術館が認めた機能美
レンジローバーを特徴づける魅力のひとつが、ひと目でそれと分かるアイコニックなデザインです。
その独創的で象徴的なディテールは、すべて理由があります。例えば、凹凸をつけたボンネットの形状は、ドライバーがボディの幅を把握しやすくするためのもの。混雑した街中はもちろん、駐車やオフロード走行の際にも役立ちます。浮かんでいるようなフローティングルーフは、細いピラーで視認性を向上するため生まれたものです。また、フラットなボディサイドのおかげで、ドライバーをはじめとする乗員はドアに近い位置に着座できます。これにより、良好な視界を確保でき、車幅感覚もつかみやすくなります。
レンジローバーは1970年代、「工業デザインの模範的な作品」と評価され、自動車として初めてルーブル美術館に展示されました。スペン・キングは「エクステリアデザインに割いた時間は、開発全体の0.001%程度」と述べています。つまり、多くの優れたデザインと同様、まさに機能美という言葉がふさわしい必然の造形です。
オーナーのライフスタイルを彩る
レンジローバーの比類なき性能と象徴的なスタイルは、英国のロイヤルファミリーをはじめ、名だたる映画スターやミュージシャン、プロスポーツ選手の心を掴んで離しません。
エレガンスを極める
世界中のレンジローバーのお客様は、自らの嗜好にあったインテリアの組み合せを要望されます。レンジローバーでは、究極のビスポークが実現できるよう、多彩な内装色、仕上げ、シート・オプション、そして特別なディテールをご用意しています。
装備、色、素材を自由に選ぶことで世界に一台の車に仕立てることが可能です。また、デザイナーズチョイスのカラーコンビネーション・リストを参考に、カラー・テーマごとにインテリアを選択していただけます。ぜひお近くの正規ランドローバーディーラーにてあなただけの一台を創り出してください。
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