ジャガー・ランドローバー、2017/18年度第2四半期の決算を発表~新型「RANGE ROVER VELAR」が成長を牽引~

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ジャガー・ランドローバーは、2017/18年度第2四半期(2017年7~9月)の決算を発表しました。税引き前利益は、前年同期比38%増の3億8,500万ポンド(約573億6,500万円)となりました。また売上高は、前年同期比11.5%増の63億ポンド(約9,387億円)となり、EBITは1%から5.2%に増加しました。

ランドローバー「RANGE ROVER VELAR」、新型「DISCOVERY」、ジャガー「XF SPORTBRAKE」、「F-PACE」、中国におけるジャガー「XFL」など、新型モデルが引き続き好調だったことにより、売上高および利益が増加しました。世界販売台数は前年同期比5.1%増の149,690台となり、中国では27.4%増、米国では5.1%増となり、英国やヨーロッパでの減少を相殺しています。

ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)、ラルフ・スペッツ博士は、次のように述べています。
「これまで数々の受賞歴を誇る当社の製品に対する需要の高まりを受け、この四半期の利益および売上高は堅調に増加しました。中には向かい風で見通しの悪い市場もありますが、ジャガー・ランドローバーはさらなる世界的な拡大に向け、良い状況にあります。」

現在推進している製品戦略、製造の拡大と新しいテクノロジー開発プログラムの一環として、ジャガー・ランドローバーの第2四半期の投資額は10億ポンド(約1,490億円)を超えました。なお、通年の投資額は40億ポンド(約5,960億円)を超える見込みです。

ラルフ・スペッツ博士は次のように締めくくっています。
「当社はこれからもエキサイティングで驚きのラインアップを提供していきます。最新のランドローバー『DISCOVERY』が全地域で発売され、新規および既存のお客様に喜んでいただいているほか、第4のRANGE ROVERである新型『RANGE ROVER VELAR』も、新しいお客様に好評で、販売増加に貢献しています。今年も残り数ヶ月となりましたが、利益を生むサステイナブルな成長を達成するという当社の戦略目標に引き続き注力し、現在の厳しい市場に順応し革新してまいります。」

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2017.11.15