Vantageは、ロードバージョンとレーシングバージョンの区別なく、すべてが手作業で製作されています。そのボンネットを彩るウィング・エンブレムも、車両と同様に手作りされています。
アストンマーティンのパーソナリゼーション部門であるQ by Aston Martinの手になるウィング・コレクションは、バーミンガムの有名なジュエラリー・クォーターにおいて、熟練の職人の手で製作されました。それぞれのウィングは、2016年WEC各ラウンドを記念します。
開幕戦となるシルバーストーン6時間耐久レースに出場する3台のV8 Vantage GTEには、ユニオンジャックをモチーフとするウィングが装着されます。FIA WECの最重要インベントであるルマン24時間を含む残り8戦では、各ラウンドを象徴するウィング・エンブレムが採用されます。
エナメル加工されるウィングには、先進のCADテクノロジーと、自動車エンブレムや記念メダルの製作で有名なVaughtons所有の伝統的な機械が使われています。中には120年以上前から使われているものもあります。
ウィング・エンブレムは、まず、圧縮・焼き鈍し工程で強度と耐久性を増した後、チッピング工程によって金属の表面が平滑に加工されます。その後、手作業による色彩が施され、目の細かい砥石で磨かれて、完璧な美観に仕上げられます。エンブレムには再び火が入れられ、光沢加工されます。その後さらに磨き上げられて、美しい艶を出した後、最後のメッキ仕上げが施されます。
Q by Aston Martinでゼネラルマネージャーを務めるマシュー・ベネットは、次のようにコメントしています。「弊社のサービスは、お客様に独自性の高いパーソナリゼーション・オプションを提案することです。アストンマーティン・レーシングのニューマシンに、ビスポークならではの高級感を応用できることを誇りに思います。特別なウィング・エンブレムを纏うV8 Vantage GTEが世界を代表するサーキットを駆け抜ける姿をこの目で見る日を楽しみにしています。」
アストンマーティン・レーシング・チーム代表のポール・ハウワースは、次のように述べています。「我々は新鮮な気持ちで今シーズンを迎えています。ドライバー・ラインナップを変更し、今週末にはいよいよニューV8 Vantage GTEがレースデビューの日を迎えます。シーズンを通じて力強いパフォーマンスを見せ、スペシャル・ウィングとともに良いリザルトが残せることを確信しています。」 アストンマーティン・レーシングに関する詳しい情報は、アストンマーティン公式ウェブサイトの専用ページ(www.astonmartin.com/racing)またはチームのソーシャル・メディア・チャンネルをご覧ください。
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