F1アブダビGPで締結された合意に基づき、アストンマーティンとレッドブル・レーシングのイノベーション・パートナーシップが、2017年も継続することになりました。さらに、アストンマーティンは、レッドブル・レーシングと共同で開発した革新的なAM-RB 001ハイパーカーの公道バージョン(150台)が完売したことも発表しました。AM-RB 001のお客様への納車は、2019年初頭から開始される予定です。
AM-RB 001は、レッドブル・レーシング・チーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイ、アストンマーティン・チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン、アストンマーティン・チーフ・スペシャル・オペレーションズ・オフィサーのデイビッド・キングによって製作され、F1の最先端テクノロジーとアストンマーティンならではのスポーツカー・デザインを見事に融合させています。AM-RB 001は、175台限定で生産されますが、そのうちの25台はサーキット専用バージョンとなります。公道バージョンの150台は、すべて成約済みとなっています。
アストンマーティンとレッドブル・レーシングのパートナーシップは、2016 FIA F1世界選手権の開幕戦が行われたメルボルン(オーストラリア)の前夜祭において発表されました。
2台のレッドブル・レーシングF1マシンには、アストンマーティン・ウイングが誇らしげに配され、2016年シーズンを戦いました。レッドブル・レーシングは、コンストラクターズ・ランキング2位でシーズンを終了しています。
パートナーシップの継続により、8カ月間にわたって21戦が予定されている2017年シーズンにおいても、レッドブル・レーシングのF1マシンに、アストンマーティンのウイング・ロゴが配されることになります。2017年は、レギュレーションの変更により、さらにエキサイティングなシーズンになると予想されています。
レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、次のように述べています。「アストンマーティンとのパートナーシップの実現は、真に業界の先駆けになるものです。創造的なビジョンを共有し、両社の独自でユニークなスキルを融合させることで、ブランドおよびビジネスの両面において、はっきりと目に見える形で発展を遂げることができました。AM RB-001の大きな成功は、両ブランドの専門知識と信頼関係に基づいた協調精神の証であり、2017年シーズンにおけるアストンマーティンとの関係継続は、当然の決断と言えるでしょう。」
アストンマーティン社長兼最高経営責任者(CEO)のDr. アンディ・パーマーは、次のように述べています。「レッドブル・レーシングとアストンマーティンの叡智を結集して製作したAM-RB 001は、今後10年間にわたってハイパーカーの頂点に君臨し、コレクターや愛好家の方々にとっては最高の投資対象となるでしょう。レッドブル・レーシングとの関係は、アストンマーティンにとって、まさに期待通りのものとなりました。また、このパートナーシップは、私たちのブランドの存在感を世界中で高めるために大きく貢献しています。このような協力関係は、革新技術およびブランド認知度の両面において、ビジネスに良い影響をもたらしますので、2017年もパートナーシップを継続できることを嬉しく思っています。」
2017年のF1グランプリは、2017年3月26日にオーストラリアのメルボルンで開幕します。AM-RB 001の最初のプロトタイプが登場するのは、2017年末になる予定です。
アストンマーティンとレッドブル・レーシング、 イノベーション・パートナーシップを2017年も継続
2016.12.09