ジャガーのダイナミック・ラグジュアリー・サルーン「XF」にさらなる実用性を追加した新型モデル「XF SPORTBRAKE」が、男子テニス世界ランキング1位(2017年6月14日現在)のプロテニスプレイヤー アンディ・マレー選手によって公開されました。
ウィンブルドン選手権で2度の優勝経験を持つマレー選手は、新型「XF SPORTBRAKE」を覆うベールを取って実車を披露しました。そして、貴重なウィンブルドン選手権の優勝トロフィーをのせて、次世代のテニスプレイヤーを鼓舞する英国を巡るツアーへと「XF SPORTBRAKE」を送り出しました。
ジャガーはウィンブルドン選手権2017のオフィシャルカー・パートナーを務めており、今回このパートナーシップを祝して、ウィンブルドン選手権のセンターコートを模した会場で、プレミアム・エステート「XF SPORTBRAKE」を披露しました。イベントの様子を収めた動画も公開しています(URL: https://www.facebook.com/Jaguar/ )。
アンディ・マレー選手は次のようにコメントしています。
「10年前、初めてメジャー・タイトルを獲得した時、私にとってはこれまでの努力が実った最高の瞬間でした。今この環境に身をおけていることはとても幸運なことですし、テニスに対して少しでも興味や情熱がある人には、競技に参加し、成長する機会にぜひ触れてほしいと願っています。
優勝トロフィーは手放し難いですが、英国を巡るツアーでトロフィーを運ぶのは『XF SPORTBRAKE』です。最も適していますし、このモデル以外考えられません。優勝トロフィーが学校やテニスクラブを巡り、多くの人に間近で見てもらえるのはとても嬉しいことです。このツアーが、たくさんの人にとってテニスをするきっかけになればと思います。」
「XF SPORTBRAKE」は、誕生から10年を迎えるダイナミック・ラグジュアリー・サルーン「XF」のラインアップに加わります。「XF」は2007年の発表・発売して以来、およそ200もの賞を世界中で獲得しています。新たに加わる「XF SPORTBRAKE」は、「XF」同様、優れたパフォーマンスと、デザイン、テクノロジーを備えながら、実用性と車内空間をさらに充実させています。
スポーツカーのようなハンドリング、実用的な565リットルのラゲッジスペース、先進技術がもたらす利便性と安全性には、ジャガーが誇る最高のデザインとテクノロジーが盛り込まれています。また、空力特性も優れ、Cd値は 0.29です。
ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カラムは次のように述べています。
「1950年代、ジャガーを象徴するものとして、お客様に『Grace(優雅さ)』、『Pace(速さ)』、『Space(広さ)』を掲げ、約束してきました。『XF SPORTBRAKE』は21世紀のアクティブなファミリーに向けてこの提案を再考し、魅力的な外観、スポーツカーのようなパフォーマンス、そしてアクティブなライフスタイルに適した広いラゲッジスペースを実現しています。」
「XF SPORTBRAKE」は、縦長の超大型パノラミックルーフに、直観的な操作で開閉が可能なジェスチャー・コントロール・サンブラインドを備えているほか、パワフルに活動した一日の疲れを検知するとアラートを発して休息を促すドライバー・コンディション・モニター、スポーツを楽しむ間も身に着けることができるウォータープルーフ仕様・耐衝撃のリストバンド型アクティビティキーなどを採用しています。また、社内空間を快適にするイオン空気清浄機能もあります。
エンジン・ラインアップは、ジャガーが誇るクリーンで高効率な4気筒INGENIUMガソリンおよびディーゼル・エンジン、さらに、パワフルな6気筒エンジンには、380PSを発揮する 3.0リッターV6スーパーチャージド・ガソリン・エンジンと300PSを発揮するTDV6エンジンがあり、0-100km/h加速は6.6秒(0-60mph加速は6.1秒)を誇ります。
イアン・カラムは次のように述べています。
「『XF』サルーンと同様、『XF SPORTBRAKE』を構成するすべてのラインには明確な意味があり、流れるようなシルエットを生み出しています。これによって、スピード感とダイナミックな印象を与え、結果としてサルーンのような、スポーティな外観を生み出しているのです。」
アンディ・マレー選手は「XF SPORTBRAKE」のお披露目のサポートを終えると、ウィンブルドン選手権2017に向けたウォーミングアップとして、特設コートでダブルスの試合を行いました。マレー選手とコーチのジェイミー・デルガード氏、コメディアンのロブ・ブライドン氏とジミー・カー氏の対戦となり、この豪華なダブルス試合の様子は英国の元トッププロテニスプレイヤーであるティム・ヘンマン氏の解説付きでオンライン配信されました。
ジャガーは、ウィンブルドン選手権のオフィシャルカー・パートナーを務めて3年目に突入します。今回は「XE」「XF」「XJ」「F-PACE」など、数々の受賞歴のあるラインアップから170台を提供する予定です。ウィンブルドン選手権2017は、2017年7月3日(月)から7月16日(日)(現地時間)まで開催されます。
次世代のテニスプレイヤーを刺激しサポートすることを目的に、ジャガーはウィンブルドン選手権史上初の試みとして、男子シングルスチャンピオンのトロフィーをジャガーの車両に乗せ、英国のテニスクラブや学校を巡ります。そして、アンディ・マレー選手がウィンブルドン選手権のタイトル防衛に向けてカウントダウンを始める6月末頃には、優勝トロフィーを乗せた「XF SPORTBRAKE」が試合会場間を移動する予定です。
「XF」は「XE」「XJ」「F-TYPE」とともにジャガー・ランドローバーのキャッスル・ブロムウィッチ工場で製造されています。この工場では現在、6つのモデルを製造しており、その総台数は「XF」が誕生した10年前よりも倍増しています。
ジャガー「XF」10年の歴史
2007年 フランクフルト・モーターショーで発表。イアン・カラムがデザインした初のジャガー・サルーン
2009年 0-60mph加速4.7秒、最高出力510PSを誇る5.0リッターV8スーパーチャージド・エンジンを搭載した「XFR」を発表
2011年 新型「XF 2.2 Diesel」を発表、1回の給油で1,313k
mを走行
2012年 初代「XF SPORTBRAKE」を披露
2013年 「XF」の製造台数が20万台を突破
2015年 新型「XF」を発表。104g/kmのCO2排出量、最大190kgの軽量化を実現
2015年 新型「XF」がユーロNCAPで5つ星を獲得
2016年 AWD(全輪駆動)モデルを発表。ロングホイールベース仕様の「XFL」を北京モーターショーで発表
2017年 190の賞を全世界で獲得(2017年6月現在)。「XF」はジャガーで最も受賞歴の多いモデル
2017年 新型「XF SPORTBRAKE」を発表・披露