ランドローバーは、1948年のアムステルダム・モーターショーで初披露した日から、ちょうど70年を迎える2018年4月30日を「World Land Rover Day」に設定し、70周年関連記念イベントとして、フランスのアルプス山脈の中腹に250mにもわたる壮大な「DEFENDER」を描き、その動画を公開しました。
このスノーアートは、当時ローバー社のエンジニアリング・ディレクターを務めていたモーリス・ウィルクスが、同じく当時マネージング・ディレクターであった兄のスペンサー・ウィルクスに、レッド・ワーフ・ベイの砂浜に初代「LAND ROVER」のスケッチを描き、提案したという誕生エピソードに敬意を表し、実施したものです。このモーリス・ウィルクスが描いた先進的なデザインが「LAND ROVER」と命名され、今日の「DEFENDER」誕生のきっかけとなりました。
ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)、ラルフ・スペッツ博士は、次のように述べています。
「ランドローバーは世界中で認知、愛されている象徴的なブランドであり、『DEFENDER』のシルエットは、ひと目でランドローバーだとわかる特徴的なものです。ブランド登場から70周年を迎えることができるということは、本当に素晴らしく特別なことです。私たちは、今年を記念すべき1年として、ランドローバーが掲げる“Above and Beyond”精神を体現していくとともに、SUVを愛する世界中のお客様に敬意を示したいと思います。」
ランドローバーは、4月30日20:00(日本時間:5月1日4:00)に「World Land Rover Day」を記念したイベントをライブ中継する予定です(URL: www.youtube.com/landrover、ハッシュタグ:#LandRover70Years)。初代「DEFENDER」をはじめ、1970年の「RANGE ROVER」から1989年の「DISCOVERY」発表まで、世界で最も愛される歴代の4×4モデル、ランドローバーの生み出してきた技術の数々とその開発に寄与した人物を紹介します。
足で幾何学の形や線を描くスノーアーティストのサイモン・ベック氏は、氷点下の気温にもひるまず、フランス、ラ・プラーニュに位置する標高2,700mのアルプス山脈の中腹に「DEFENDER」のシルエットを見事に描きました。
「DEFENDER」を描くために、ベック氏がフランスのアルプス山脈を歩いた距離は16.5km、歩数では20,894歩に及びます。彼は次のように語っています。
「スノーアートを描くには、忍耐、正確さ、そして体力が必要であり、これらはすべて、『DEFENDER』と共通しています。『DEFENDER』のシルエットはシンプルでありながらとても特徴的なものとして、世界中の人々に知られており、私が今までに描いたアートの中でも、誰もがわかる有名な作品になったと思います。」