アストンマーティンは、英国の『The Sun』および『Sunday Times』誌が初開催した、ファン投票にて決定するMotor Awards 2018で、アワードをダブル受賞しました。各界の著名人が参列した授賞式が、10日夜、ロンドンで行われました。
このアワードでは、News UKの自動車専門家から構成される委員会が、各部門にノミネートされるクルマを選出した後、読者によるファン投票が実施されました。「ベスト・スポーツカー」部門では、サーキットで圧倒的な速さを誇り、公道でもドライバーを魅了するクルマが委員会によって選ばれました。委員会はVantageについて、「史上最高のアストンマーティンであると同時に、英国の誇りを感じさせる、完成の域に達したスポーツカー」と評しています。アストンマーティンVantageは、フェラーリ488 Pista、アルピーヌA110、ポルシェ911 GT3 RS、アウディRS4といったライバルと激しい得票数争いを演じた末に、1位に選出されました。
「ベスト・デザインカー」部門では、アストンマーティンDBS Superleggeraがアワードに輝きました。この部門でも、ベントレーContinental GT、フェラーリPortofino、レクサスLC、ボルボS90といった強豪を押しのけての受賞となりました。この部門において、委員会は、芸術の域に達した美しさ、調和の取れたインテリアとエクステリア、最高の素材のみを使用したクルマを選考対象としました。
アストンマーティン副社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、会社を代表して賞を受け取り、次のように述べています。
「自動車業界でアワードを受賞することは、いつでも大変素晴らしいことですが、ファン投票で選ばれることは特別な名誉です。私たちは、VantageとDBS Superleggeraの開発に当たって、それぞれのクルマ独自の課題に取り組みました。新型Vantageは、Vantage史上もっともパワフルで挑発的なデザイン言語を特徴としています。そのデザインは、ハンターとしての本能、真のスポーツカーを表現しています。その一方で、DBS Superleggeraは、“スーツを着た野獣”というニックネームで呼ばれています。このクルマは、圧倒的な存在感と息を呑むようなパフォーマンスを実現しています。多くの人々が、私たちと同じようにこれらのクルマのデザインを愛してくれていることを大変嬉しく思います。」