アストンマーティンが、D’station Racingと新たなオフィシャルパートナーシップ契約を締結し、D’station Racing AMRとして日本のスーパーGTに参戦します。これによって、2019年に、英国のラグジュアリー・スポーツカー・メーカーであるアストンマーティンが、日本のスーパー GTに本格的に復帰し、フル参戦することになります。
アストンマーティン・レーシングによる最高レベルのサポートが行われる今回の合意によって、D’station Racing AMRチームは、新型アストンマーティンVantage GT3を使用し、スーパー GT 300クラスに1台体制で参戦することになります。
ゼッケン#7のアストンマーティンVantage GT3のステアリングを握るドライバーは、数多くのレース・シリーズで勝利している藤井誠暢とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ブラジル)です。彼らは、日本のGTレースで10年以上の経験を持っています。また、8月4日に富士スピードウェイで開催される第5戦の富士500マイル耐久レースでは、ルマン24時間レースで3回のクラス優勝を果たしているワークス・ドライバーのダレン・ターナー(英国)が第3ドライバーとして加わります。
D’station Racingは、富士スピードウェイの近くに拠点を置き、スーパーGTで優れた実績を誇るKTRがメンテナンスを担当しています。日本のスーパー GTへ参戦3年目を迎えるD‘station Racingは、アストンマーティンと提携することでカテゴリー初勝利を挙げ、GT 300クラスでタイトルを獲得することを目指しています。日本のスーパーGTに2012年以来の参戦を果たすアストンマーティンVantage GT3は、アストンマーティンのサブ・ブランド、AMRパフォーマンスのイメージカラーであるダーク・グリーンのカラーリングを纏っています。タイヤ・パートナーは、ヨコハマタイヤです。
D’station Racingチーム・オーナーの星野敏は、次のように述べています。「アストンマーティンと共に日本のスーパー GTに参戦できることを非常に誇りに思います。私たちは、Vantage GT3がチームに大きな成功をもたらすと信じています。新型Vantageのレーシング・ストーリーに、その初期の段階からかかわることができて、大変嬉しく思っています。」
アストンマーティン・レーシング社長のデイビッド・キングは、次のように付け加えています。「新型Vantage GT3で国際的にレースを戦うパートナー・チームの重要なメンバーとして、D’station Racingをアストンマーティンに暖かく迎え入れたいと思います。アストンマーティンが、日本のスーパー GTのような一流かつ重要なレースに再び参戦することができて大変光栄です。今回の参戦は、世界中でモータースポーツおよびカスタマー・レーシングの活動を拡大している弊社の取り組みを明確に示すものです。また、このパートナーシップは、アストンマーティン・ロードカーとサービスにおいて、AMRパフォーマンス・ブランドが成長を遂げているというメッセージの発信を促進するものでもあります。私たちは、日本を非常に重要な市場であると考えています。」