アストンマーティン・レーシング、FIA WECニュルブルクリンク6時間レースで優勝

2016 World Endurance Championship Round Four, Nurburgring 22-24th April 2016 Nurburgring, Germany Photo: Nick Dungan / Drew Gibson Photography

FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦のニュルブルクリンク6時間レースがドイツで開催され、アストンマーティン・レーシングがGTE Amクラスで優勝、GTE Proクラスでは3位に入り、ダブル表彰台を獲得しました。

終始ドライ・コンディションとなった今回のレースで、V8 Vantage GTEを駆るポール・ダラ・ラナ(カナダ)、ペドロ・ラミー(ポルトガル)、マティアス・ラウダ(オーストリア)組が、完璧なレースを展開して1位でフィニッシュラインを通過しました。
レースは、ラウダが序盤に力強い走りを見せ、このスティントで最速および2番手タイムを記録。チームは、残り3時間の時点で、2番手のマシンとの差を大きく広げました。
レース終了後に、ラウダは次のようにコメントしています。「今日は素晴らしいレースでした。今年は、これで2度の優勝と3度の表彰台を獲得したことになります。完璧なレースで、チーム・スタッフは素晴らしい仕事をしてくれました。戦略も良く、最適なタイミングでピットに入ることができました。ポール、ペドロと私は、一切のミスなしにスティントをこなし、今日は優勝できると確信していました。」
ダラ-ラナは、次のように付け加えています。「今日は最高の一日になりました。このチャンピオンシップで勝利することは、いつでも特別な意味を持っています。非常に競争の激しいこの選手権で、表彰台の頂点に戻ってこれたことは素晴らしいことです。これでル・マンの借りを少しは返せたと思います。チームが立ち直るにはこれが一番の方法です。」
これによってチームは、GTE Amクラスのタイトル獲得に向け、貴重なポイントを追加することになりました。WECのヨーロッパ・ラウンドはこれで終了し、次戦はメキシコで6時間レースが開催されます。

GTE Proクラスでは、#95号車のV8 Vantage GTEが3位に入り、貴重なポイントを獲得しました。ニッキー・シイムおよびマルコ・ソレンセン(共にデンマーク)組は、力強いパフォーマンスを見せましたが、最後のピットストップを行なった直後にイエロー・フラッグが出され、レース・ペースが落ちたことが他のチームに有利に働き、最終的に順位を3位に落とす結果となりました。
シイムはレース終了後に次のようにコメントしています。「今回は厳しいレースとなりましたが、観客にとっては面白いレースだったと思います。レースでは、6時間を通して激しいバトルが繰り広げられ、最初から最後までフォードやフェラーリと抜きつ抜かれつの展開となりました。彼らとのバトルを最高に楽しむことができました。自分の持てるすべての力を出して、プッシュし続けました。最終的には不運な形で2位を逃してしましましたが、それがレースです。」
ソレンセンは、次のように付け加えています。「できる限りのことはしたし、チームも再び素晴らしい仕事をしてくれました。ピットストップのタイミングは完璧でしたが、ほんの少しの不運によって、一つ上の表彰台に上ることはできませんでした。次のサーキットは、我々のマシンの特性により合っていると思うので、優勝を目指して走りたいと思います。」

GTE Proクラスでは、ダレン・ターナー(英国)とリッチー・スタナウェイ(ニュージーランド)がドライブする#97号車も5位でフィニッシュしました。
アストンマーティン・レーシング・チーム代表のポール・ハワースは、次のように述べています。「Amクラスで優勝し、#95号車が3位に入ってダブル表彰台を獲得することができ、今日は素晴らしい一日となりました。シリーズにとっては大変良いことですが、4時間半が経過するまでは、今年のGTレースで最も過酷なレースとなりました。昨日、ポールポジションを取ってから、今日のレースでは優勝できると確信していました。今後は、メキシコでの戦いに集中することになります。メキシコでは、あらゆる種類の新しいチャレンジが待ち構えているでしょう。いずれにしても、今日のチームのパフォーマンスを誇りに思います。」
GTE Amクラスで#98号車が優勝したことに関して、ハワースは次のように付け加えています。「我々のAmマシンは、素晴らしい戦略を実践することができました。3人のドライバー全員が最高のパフォーマンスを発揮し、6時間のレースをコンスタントなペースで走り続けて、優勝を勝ち取ることができました。チーム全体が、最初から戦うことに集中し、マット(マティアス)が力強い走りを見せて、最初の2回のピットストップが終了して、レースが落ち着いた頃には、かなりのリードを広げることができました。今回のレースでは、まさに我々が求めるパフォーマンスと結果を残すことができました。」

FIA世界耐久選手権の第5戦となるメキシコ6時間レースは、夏休み明けの9月3日に開催されます。

2016 World Endurance Championship Round Four, Nurburgring 22-24th April 2016 Nurburgring, Germany Photo: Nick Dungan / Drew Gibson Photography

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2016.07.27