RANGE ROVERの50年にわたる歴史と物語を伝えるビジター・アトラクションを開設

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ランドローバーは、ソリハル製造工場に新しいビジター・アトラクション「THE RANGE ROVER STORY」をオープンしました。この「THE RANGE ROVER STORY」は、インタラクティブな展示となっており、世界中で支持されているラグジュアリーSUVブランドであるRANGE ROVERの50年にわたる歴史を体感することができます。

英国ソリハル製造工場で「RANGE ROVER」の製造を開始したのは1970年ですが、秘密裏に考案され、「VELAR」というコードネームが付けられたプロタイプが誕生したのは1967年のことでした。「THE RANGE ROVER STORY」では、1960年代半ばの誕生から、「RANGE ROVER SPORT」および「RANGE ROVER EVOQUE」の発表に至るまで、訪れたお客様を、時空を超えた旅にいざないます。アトラクションのクライマックスでは、新型「RANGE ROVER VELAR」が登場し、英国らしいデザインと高度なエンジニアリングを披露します。

このアトラクションの開設には、50年にわたりランドローバーに従事し、「ミスター・ランドローバー」として知られているロジャー・クラットホーンが大きく貢献しています。ロジャーは次のように述べています。
「『THE RANGE ROVER STORY』は、オリジナルの『VELAR』プロトタイプから今日の新型モデルに至るまで、『RANGE ROVER』が築いてきた素晴らしい歴史と物語を伝える内容になっています。私が『VELAR』チームのテクニカル・アシスタントとしてキャリアをスタートした1967年当時は、ラグジュアリーな車を作ることが目標ではありませんでした。それから50年を経て、『RANGE ROVER』は大幅な進化を遂げています。私たちが目指したのは、ローバー社が提供する快適性と、ランドローバーが誇る4WD性能を併せ持ち、成長を続けるレジャー市場に対応できる、快適なオンロード向けランドローバー車の開発でした。」

ソリハル製造工場のオペレーション担当ディレクターであるナイジェル・ブレンキンソップは、次のように述べています。
「私たちは、ランドローバーと『RANGE ROVER』誕生の地であるソリハルで、『RANGE ROVER VELAR』を製造することができ大変誇りに思います。当工場では、生産能力を3倍に増強するため、ここ数年間で20億ポンド(2740億円)以上を投資してきました。現在ジャガー・ランドローバーは、英国最大の自動車メーカーに成長しています。」

「RANGE ROVER」に関する展示「THE RANGE ROVER STORY」と同時に、「RANGE ROVER VELAR」のソリハル製造工場見学ツアーも開設しました。ジャガー「F-PACE」と、ランドローバー新型「DISCOVERY」に続いてこの1年間に発表された3番目の新型モデル「RANGE ROVER VELAR」は、世界最大規模のアルミニウム・ボディショップで製造され、多目的に使用可能なトリムホールで美しく仕上げられます。ここでは3種類のSUVを製造することができ、お客様の要望に合わせたオリジナル仕様にも対応します。

ソリハル製造工場は、過去5年間ジャガー・ランドローバーの販売台数および雇用の倍増に寄与してきました。英国における製造業の復活も後押しし、サプライチェーンを含めると24万人もの雇用を創出しながら、英国経済の発展を支えています。RANGE ROVERファミリーは、英国の経済に年間100億ポンド(1兆3700億円)規模で貢献し、英国製のプレミアム車における最大の輸出台数を誇っています。

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2017.04.14