ファン待望の「グッドウッド・リバイバル」が、いよいよ今週末に開催されます。グッドウッド・リバイバルは、マーチ卿の主導により、モーターレースの黄金時代を偲んで毎年開かれている自動車の祭典です。アストンマーティンは、この世界有数のイベントに今年も参加します。
上半期に記録的な利益を計上し、好調な業績を続けているアストンマーティンがブランドの積極的なアピールの場として捉えているのが、グッドウッド・リバイバルのユニークな企画のひとつとして、自動車メーカーが最新のモデルとクラシックカーを出品する「アールズコート・モーターショー」です。そこに、現代のアストンマーティンを象徴するモデルとしてV8エンジンを搭載したDB11とV8 Vantage AMRを展示すると同時に、過去の栄光を象徴するクルマとして、2台のクラシックモデルも展示します。
そのうちの1台は、アストンマーティンの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるアンディ・パーマーが個人的に所有する1980年モデルV8 Vantageです。パーマーはこのクルマを、2015年に、ブランドのヘリテイジ部門であるアストンマーティン・ワークスから購入しました。アストンマーティン・ワークスは今日も、ブランド発祥の地であるニューポート・パグネルで活動を続けています。
「このクルマには、十代の頃から憧れてきました。1980年は私が運転免許を取得した年ですが、その頃は、到底手が届きませんでした。それが今、購入できるようになり、嬉しく思っています。さらに、グッドウッド・リバイバルで皆さんにご紹介することが可能になり、大変に光栄です。」と、パーマーはコメントしています。
アールズコート・モーターショーに出展するもう1台のクルマは、モータースポーツで輝かしい実績を誇るAston Martin DBR1の現存モデルです。このクルマは、5台だけ生産されたDBR1の最初の1台であり、最近開催されたペブルビーチのオークションで、2,250万ドルという、英国車としては史上最高の金額で落札されました。
グッドウッド・リバイバルに参加するアストンマーティン関係者は、ほかにもいます。今年のル・マン24時間レースでクラス優勝したドライバーのダレン・ターナーは、日曜日に開催される「RAC TT記念レース」に、ローリー・ヘンダーソンと共同所有するACコブラで出場する予定です。ターナーはまた、毎年熾烈な戦いが展開される「セントメアリー・トロフィー」にもMGマグネットを駆って出場し、土曜日の「ウィットサム・トロフィー」にもフォードGTで参戦します。さらに、土曜日には、アストンマーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるマレク・ライヒマンが、自身が所有する1960年のクーパーT56を運転して、「チチェスター・カップ」に出場する予定です。
「2017グッドウッド・リバイバル」は、9月8日(金)から開催されます。イベントの詳細はウェブサイトに掲載されています。
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