アストンマーティンが記念すべき創業110周年を迎え、年間を通して行われる数々のイベントで、この英国アイコン・ブランドの過去、現在、そして未来を祝います。

創業者のライオネル・マーティンとロバート・バンフォードが正式にパートナーシップを結び、最初のアストンマーティン車を生み出してから、1月15日で110年になります。この間、アストンマーティンは、1世紀以上にわたり数多くの魅力的なモデルを製造し、最先端のイノベーションを生み出し、世界有数のレースで成功を収めてきました。
サーキットで生まれ、創業者のレースへの情熱に突き動かされてきたアストンマーティンは、ロンドンのヘニカー・ミューズにある小さなワークショップでささやかなスタートを切り、世界で最も有名な自動車ブランドの1つに成長しました。アストンマーティンは現在、独創的なデザイン、最高レベルのクラフトマンシップ、スリリングなパフォーマンス、希少価値の代名詞となっています。

記念日に公開された写真では、110年の血統の中でもっとも象徴的で革新的な2つのモデルに焦点を当て、パフォーマンスの限界を押し広げ、モータースポーツの世界で培ってきたテクノロジーとノウハウを量産車へフィードバックするというブランドの取り組みを強調しています。

現存するブランド最古のレーシングカーの1台で、その当時の数多くの記録を打ち立てた1923 racer Razor Bladeは、一切の妥協を排したアストンマーティンValkyrieハイパーカーと並んで登場します。

先駆的な1923 racer Razor Bladeは、エアロダイナミクスを念頭に置いて特別に設計されたもっとも初期のレースカーの1台で、アストンマーティン・グランプリ仕様のエンジンを搭載し、1923年にブルックランズで数多くのクラス記録を達成しました。これは、「Green Pea」の愛称で知られるTT1でグランプリデビューを果たしてから1年後のことです。その後1世紀が経過した現在も、アストンマーティンはそのスリリングなハイパフォーマンス・モデルで革新を続け、時代を定義するアストンマーティンValkyrieを通じて最新のフォーミュラ1™テクノロジーを公道にもたらしています。

ブランドの歴史的な110周年を記念して、今年の後半には、生産台数が厳格に限定された特別なアストンマーティン・モデルが発売される予定です。この記念すべき節目の年は、シルバーストーンで開催されるフォーミュラ1イギリス・グランプリ、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスなど、アストンマーティンが本拠地とする地域で開催される主要なイベントのハイライトとなります。これらはすべて、「Intensity: 110 Years in the Making」と題されたグローバル・マーケティング・キャンペーンの一環として行われます。
アストンマーティンは、大きな期待が寄せられている次世代スポーツカーの最初のモデルの発売準備を進めており、2023年は記念碑的な年となるでしょう。これにより、アストンマーティンのウルトラ・ラグジュアリー、ハイパフォーマンス、ドライビング・インテンシティへの取り組みがさらに強化されます。

アストンマーティン・ラゴンダ最高経営責任者（CEO）のアメデオ・フェリーサは、次のように述べています。「1913年、ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードは、レーシングカーのビジョンを共有し、サーキットから得たノウハウを利用して自動車のイノベーションの境界を押し広げました」

「その後の110年間で、11万台を少し超える車両が生産されましたが、その精神は現代にも受け継がれています。110年目の節目の年は、アストンマーティンの歴史に新たな章を刻み、次世代のスポーツカーを発表し、今年後半に非常に特別なモデルを発表することで、創業100周年の年と同じくらいエキサイティングな年になると確信しています」

110周年を迎えたアストンマーティンにとって、2023年は、一部のモデルにとっても記念すべき年となります。DBの血統は75周年を、アイコン・モデルのDB5は生誕60年を迎えます。また、ワールドクラスのスポーツカーの設計とエンジニアリングの卓越した研究拠点として機能してきたアストンマーティンのゲイドン本社は、今年で20周年を迎えます。