アストンマーティン、限定生産モデルのVanquish Zagatoを公開

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アストンマーティンは、限定生産モデルのVanquish Zagato Coupeを発表しました。このモデルは、高名なイタリアのデザインハウス、ザガートとの長年のパートナーシップから生み出された最新のモデルです。

Vanquish Zagato Conceptは、2016年5月にイタリアのコモ湖畔で開催された有名なヒストリックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で発表され、大きな称賛を受けました。今回、お客様からのかつてない強い要望を受け、英国ゲイドンのアストンマーティン・ファクトリーにおいて、99台限定で生産されることになりました。

Vanquish Zagatoは、50年にも及ぶアストンマーティンとザガートのコラボレーションによって誕生した5台目のモデルであり、高い評価を受けているアストンマーティンのダイナミズム、素材クオリティへのこだわりと、ザガート特有のデザイン・ランゲージを巧みに融合させています。Vanquish Zagatoは、目を見張るようなスポーツ性に加え、アストンマーティンの手になるビスポーク・ラグジュアリーの究極の形を示すものです。

ザガートとのコラボレーションの歴史は、1960年に発表され、美しいシルエットが特徴のDB4 GT Zagatoレーシングカーにまで遡ることができます。このクルマは現在1,000万ポンド以上の価値があるとされています。その後、1986年にはV8 Vantage Zagato、2002年にはDB7 Vantage Zagato、2011年にはV12 Vantage Zagatoが発表されました。

Vanquish Zagatoは、アストンマーティンのGTカー・ラインナップに追加されたパワフルなモデルです。このクルマは、アストンマーティンが本質的に備えている高い洗練性および能力と、モータースポーツの世界から生まれ、何年にもわたってエレガントなラグジュアリー・スポーツカーを磨き上げてきたザガートならではのデザイン・エレメントを見事に融合しています。アストンマーティンの6.0リッターV12パワートレインは、最高出力が600PSに引き上げられ、0~60mph(約97km/h)をわずか3.5秒で加速します。パフォーマンス向上に伴って、サスペンションのセットアップも見直され、Vanquish ZagatoならではのユニークなGTドライビング・エクスペリエンスを提供します。

生産モデルのVanquish Zagatoのデザインは、ヴィラ・デステで展示されたコンセプトモデルと非常に良く似ています。そのプロポーションは、典型的なアストンマーティンそのものです。新しいボディワークは、すべてがカーボンファイバーで製作され、大きな1ピースパネルを使うことによって、ボディパネルの継ぎ目に現れるスプリット・ラインを大幅に削減しています。

その他のデザインの特徴としては、伝統的なZagatoリヤビューを彷彿とさせる円形のテールライト・リフレクター、Aston Martin Vulcan同様のLED“ブレード”テクノロジー、One-77用に開発されたものと密接な関係があるウイング・ミラーなどが挙げられます。Vanquish Zagatoの彫刻的なリアエンドは、DB11のエアロダイナミックな造形を思い起こさせます。さらに、リトラクタブル・スポイラーやラゲッジ・コンパートメントへのアクセスを容易にするリアハッチなども装備されています。ロワボディを取り囲むように装着されるカーボンファイバー・シルは、フロントからリアにかけて特徴的なラインを描き出し、美しい曲線で構成されたリアエンドには4本のエキゾースト・パイプが装着されています。

Vanquish Zagatoのウインドウ・エリアは、バイザーのようにボディワークを包み込み、アグレッシブなスタンスを強調しています。アストンマーティン・デザインの象徴であるサイドストレーキは、DB11と同様にホイールアーチからドアまで伸びています。このディテールは、創業100周年記念モデルであるCC-100に初採用されたもので、Vanquish Zagato Conceptと共にいっそうの進化を遂げています。また、リアホイール・アーチのシャープなクリースがリア・フランクへと溶け込み、流麗なルーフラインと融合しています。

ルーフには、アイコン的な“ダブル・バブル”が施され、なだらかなルーフラインの曲線がそのままリア・ウインドウへと繋がり、特徴的なリア・シルエットを創出しています。“ダブル・バブル”は、1950年代初頭からザガート・デザインのシンボルとみなされていますが、本来は空力への影響を最小限に抑えつつ、ヘルメットを着用したレーシングドライバーのヘッドクリアランスを確保するために採用されたデザインでした。

室内に目を向けると、アストンマーティン一流のクラフツマンシップの伝統が余すところなく表現されています。ダッシュボードには、ヘリンボーン・カーボンファイバーとアルマイト処理された暗色ブロンズの組み合わせが採用され、オプションでアニリン・レザーが設定されています。また、ベントやロータリー・スイッチには豪華な素材クオリティが明確に現れています。Vanquish Zagatoのシートやドアセクションには、ユニークな“Z”パターン・キルトがあしらわれ、Zagatoのイニシャルである“Z”が、ヘッドレストにはエンボス加工で、センターコンソールにはステッチで、それぞれ施されています。

Vanquish Zagatoは、両ブランドの歴史に新たなページを書き加えると同時に、アストンマーティン・ブランドを代表するアイコン・モデルにふさわしい、真にエクスクルーシブなスポーティングGTに仕上がっています。お客様への納車は、2017年第1四半期から開始される予定です。

 

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アストンマーティンは、イタリアで開催されている「Salone dell’ Auto Torino」(トリノ自動車見本市)において、プレステージ性の高い「カーデザイン・アワード」を獲得しました。

10社の国際的自動車雑誌を代表する専門家から構成される審査委員会が、新型DB11を「プロダクションカー・オブ・ザ・イヤー」に選出しました。選考理由について、審査委員会は次のようにコメントしています。「アストンマーティン・デザインチームは、アストンマーティンの歴史的なデザイン要素とプロポーション(長いボンネット、アルミニウム・ルーフ、力強いリアフェンダー)に、より大胆な解釈を与え、さらに進化させています。AピラーからCピラーへと続くアーチが流れるようなラインを描き出し、ドラマチックな新しいルーフ・ストレーキが、DB11に現代的な趣を追加しています。アストンマーティンは、またしても、エレガンスとパワーは融合できることを示してくれました。」

DB11は、アストンマーティンによる「セカンド・センチュリー(第2世紀)プラン」の下で発表された初の製品です。フレッシュで印象的なデザイン言語が具現化され、エアロダイナミクスの最先端を追求しています。また、パワーユニットには、自社設計の新5.2リッターV12ツインターボ・エンジンが搭載されています。アストンマーティン・デザインの新時代を切り拓くDB11は、古くはDB2/4、DB5、新しくはジェームズ・ボンド専用に開発されたDB10まで、連綿と続く審美性という名の旅路の新たなランドマークとなるクルマです。DB11には、新鮮なデザイン・シグネチャーが散りばめられ、形態と機能の新たな関係を創造しています。

エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、次のように述べています。「新型DB11がこれほど早い時期にプレステージ性の高い賞を受賞したことを嬉しく思います。これはアストンマーティン・ブランドの優れた価値とデザイン哲学を証明するものです。DB11は、まったくの白紙からミリ単位の精度でイマジネーションを膨らませ、史上もっとも魅力的なDBを生み出すため、すべてのパーツを入念にデザインしました。」

受賞セレモニーは、先週水曜日にパルコ・ヴァレンティーノ・トリノで開催されました。アストンマーティン・ラゴンダ・オブ・ヨーロッパの地域ディレクターを務めるマーク・ケンワーシーは、次のように述べています。「アストンマーティンDB11は、輝かしい“DB”の系譜を受け継ぐ新たな急先鋒であり、アストンマーティンの栄光の伝統の中で誕生した美しく、ダイナミックなスポーティングGTです。DB11は、この10月にディーラーに到着します。それ以前にプレステージの高い賞をいただいたこと自体が、弊社のデザインおよびエンジニアリングチームの素晴らしい業績を表しています。」

 

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アストンマーティンは、ヨーロッパおよび米国におけるOn Iceプログラムの成功を受け、2016年にニュージーランドで開催する同プログラムの日程を発表しました。これは、世界的に有名な自動車ブランドであるアストンマーティンが、南半球で開催する初のOn Iceプログラムとなります。今回のプログラムでは、ニュージーランドの広大な自然の下で、アストンマーティンのモデルラインナップに試乗する特別な機会が提供されます。ニュージーランドで開始されるOn Iceプログラムは、アストンマーティンが今月の初めに発表した「Art of Living by Aston Martin」プログラムの下で提供される最初のイベントの一つとなります。

プログラムの参加者は、プロのインストラクターによる指導の下、氷点下の氷雪路におけるドライビング・スキルを習得する機会を得ることができます。参加者は、英国を代表するラグジュアリーカーのステアリングを握り、ブランドの大きな特徴となっている卓越したハンドリングや完璧に近い重量配分を直接体験することになります。

今回のイベントは、アジア太平洋地域のお客様にとって、待望のDB11をドライブする初の機会となります。また、もちろんアストンマーティンの他のラインナップを試乗することもできます。

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ゲストの方々は、2016年8月22日〜28日まで、500エーカーの山々に囲まれた静かな町、クイーンズタウンで、5つ星クラスの豪華な日系ホテル、ミルブルック・リゾートに宿泊します。ここでゲストの方々は、クイーンズタウンの魅力的な風景を堪能し、ホテルに併設されたスパでリラックスした時間を過ごし、数々の賞に輝くレストランで食事を取り、美しいリマーカブルズ山脈を背景にした一流のゴルフコースでプレイを楽しむことができます。

アストンマーティン・アジア・パシフィック地域ディレクターのパトリック・ニルソンは、次のように述べています。「アストンマーティンOn Iceプログラムは、お金では決して買うことのできない貴重な体験を提供するという、弊社の取り組みを反映したものです。今回、ニュージーランドで開催されるプログラムで、ゲストの皆様は世界でもっとも美しい場所の一つで過ごすと同様に、世界でもっとも美しいクルマのステアリングを握ることになります。クルマの美しさもさることながら、ゲストの皆様には、弊社のモデルのパワーとソウルを、心ゆくまで体験して頂ける機会をご提供いたします。」

定員が限られておりますので、このプログラムに参加ご希望の方は、なるべく早く参加登録を行なっていただきますよう願い申し上げます。詳細は、以下のリンクより入手可能です。
http://www.astonmartin.com/events/on-ice

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アストンマーティンは、アイコン・モデルとして君臨するDB9のファイナル・バージョン、「Last of 9」を発表します。英国ゲイドンにある最先端のファクトリーで製造された最初のモデルとなったDB9は、ワールドクラスのGTパフォーマンスと卓越したクラフツマンシップを特徴としています。

DB9は、アストンマーティン・ブランドにおけるスポーツカー・ラインナップの主力車種であり、最新バージョンのDB9 GTは、ジェームズ・ボンド・エディションとして限定生産され、コレクターの間で大きな話題を集めました。わずか18台のみが製造され、日本市場には3台のみが導入される「Last of 9 」は、アストンマーティン・エンスージアストおよびコレクターにとって、注目の的となっています。

「Last of 9」の製造は、アストンマーティンのビスポーク的パーソナライゼーション部門であるQ by Aston Martinの手に委ねられ、輝かしいDBの血統を反映したユニークでラグジュアリーな専用アイテムが装備されます。エクステリア・カラーには、Qヘリテージ・カンバーランド・グレイが採用される一方で、インテリアにはサンドストーム・ゴールドレザーの装飾ピンストライプを備えたセミアニリン・ビターチョコレート・カラーの本革シートが奢られます。インテリアには「Last of 9」の刺繍が施され、ヘッドライニングはカシミア張りとなります。

クルマのフロントとリヤを飾るマザー・オブ・パール製のインレイ・ウイング、V12エンジンに装着されるQ by Aston Martinプレート、フェンダーに装着されるブラック塗装の「Last of 9」バッジなど、特別な限定バージョンにふさわしいカスタムメイドのバッジも製作されました。ダッシュボードには、フィドルバックと呼ばれる、木目を美しく揃えたウッドパネルが採用され、ビレット・アルミニウム製のロータリー・スイッチには、機械加工による飾り模様が施されています。

「Last of 9」をご購入いただいたお客様には、製造プロセスを記録したQ by Aston Martinブックが贈呈されると共に、アストンマーティン・オーナーズ・クラブへの登録が公式に行われます。これによって、クルマの出自が明らかになると同時に、コレクターズ・アイテムとしての価値も高まります。さらにお客様は、クルマの製造工程を見学するために、アストンマーティン本社を訪れることもできます。

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Art of Living by Aston Martin:美しいクルマを超える製品とサービス

英国のラグジュアリー・ブランドであるアストンマーティンは、「Art of Living by Aston Martin」の名の下に、最高の職人技による製品や、真にユニークな体験をお届けするサービスを開始します。これらの製品およびサービスは、アストンマーティン・ブランドが備える最先端のテクノロジー、アイコン的デザイン、卓越したクラフツマンシップを反映したものとなります。

アストンマーティンは、1913年に会社を設立して以来、的確な判断力と行動力で名声を得ています。ブランドの栄光の歴史は、自動車の枠組みを超えたエレガンスと個性を巧みに融合させることによって築き上げてきました。

アストンマーティンによるArt of Livinは、お客様は決して他では体験することのできない、世界最高の製品やサービスを得ることができます。その一例としては、ユニークなペアのサングラス、美しい時計、あるいは優美なシルクのスカーフなどが挙げられます。それらの製品は、アストンマーティン・ブランドの本質を反映したライフスタイルを示しています。

アストンマーティン・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、次のようにコメントしています。
「アストンマーティンによるArt of Livinは、アストンマーティンの精神そのものです。それは、デザイン、テクノロジー、そして生活を豊かにするスタイルを美しく融合しています。この製品やサービスは、私たちの奥深い文化を反映したものであり、私たちがお客様に対して提供できるあらゆる要素が含まれています。」

「Art of Living by Aston Martin」は、際だった才能や、洗練された職人技、高貴なデザインによって美しいものを創造することを目指しています。それは、本物でしか味わうことのできない体験を楽しみ、情熱を豊かにし、新しいスキルを習得することを可能にします。アストンマーティンによるArt of Livinは、人生を豊かにする体験を通して、あるいは特別に製造された製品を所有することによって、お客様をアストンマーティン・ブランドの本質へと誘うものです。

 

独自のパートナーシップによって、エクスクルーシブなラグジュアリー製品の多彩なコレクションを創出

アストンマーティンは100年以上にわたり、時代の最先端をゆく創造性、卓越したデザインと真にユニークな個性を世に示してきました。Art of Livingの好例は、クインテッセンスヨット社とのパートナーシップにより、究極の船舶を目指して製作された37フィートのモーターボート、AM37です。このパワーボートは、高度な技術とラグジュアリーを融合し、極めてパワフルでありながらも控えめなデザインを特徴とする、アストンマーティンのデザイン哲学を反映しています。

また、英国のブランドであるマーマロンドンは最近、アストンマーティン・レーシングカーの美しいラインからヒントを得た、革新的なアストンマーティン・アイウェア・ラインナップを発売しました。この卓越した品質のメガネやサングラスには、「Art of Living by Aston Martin」製品のあらゆる特長が反映され、そのスタイルと材質には現代的なセンスが採り入れられています。

アストンマーティン・ブランドのマネージング・ディレクターであるカティア・バッシは、次のように述べています。
「このArt of Livingのラインナップは、お客様に合わせてハンドメイドされるアストンマーティン・スポーツカーと同様、最高の精度と品質によって製造されています。このプログラムは、新しいレベルでお客様と接する機会を私たちに提供してくれます。私たちは、アストンマーティンを所有するというライフスタイルの中で、それらの製品を共有したいと思っています。」

 

生涯に一度の経験

アストンマーティンによる「Art of Living by Aston Martin」サービスは、世界でもっとも過酷な耐久レースとして知られる、ル・マン24時間レースでも実施されます。

ル・マン24時間レースの開催に合わせ、2016年6月17日〜19日の3日間に「Fast Track Adventure」が行われます。このイベントに参加するゲストの方々は、ル・マン24時間レースを戦うアストンマーティン・レーシング・チームと共に過ごす濃密な時間を体験することができます。宿泊先のプライベート・シャトーからサーキットまではヘリコプターで送迎されます。喧噪を逃れてサーキットへ到着したゲストの方々は、チームのレーシング・ドライバーと歓談する機会が設けられています。その後、サーキットの特等席でレースを観戦することができます。

ライヒマンは、次のようにコメントしています。
「ル・マンは、人間とマシンの究極の試験場と言えるでしょう。ル・マン24時間レースには、通常の選手権を1年間戦うのと同じだけの労力が注ぎ込まれているのです。Art of Livingのゲストの方々は、サーキットのガレージやストラテジー・センターへ自由にアクセスすることによって、アストンマーティン・ファミリーの一員となります。彼らは、クラス優勝を目指してサーキットで戦うアストンマーティン・レーシング・チームの雰囲気を、心ゆくまで体験することができるのです。」

「Art of Living by Aston Martin」のさらなるイベントも計画され、間もなく発表される予定です。このイベントには、有名なモータースポーツの祭典であるグッドウッド・リバイバルにおける非常に贅沢な週末のツアー、パリの最高級ファッション・ハウス体験ツアー、日本のテクノロジーと建築技術を発見するツアー、プライベート・テイスティングや最高級ワインとそのブドウ園のツアーを含むユニークなカリフォルニアの美食体験などが含まれます。

アストンマーティンによるArt of Livin製品やイベントの情報は、芸術、スポーツ、ファッションの分野からユニークで厳選されたコンテンツをお届けする、以下の新しいデジタル・プラットフォームから入手可能です。www.astonmartinartofliving.com

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アストンマーティンは、もっとも純粋なエンスージアストの方々を魅了する卓越したスポーツカーを製造するというコミットメントに従い、2017年モデルの製品ラインナップに、センセーショナルなマニュアル・トランスミッション仕様のV12 Vantage Sを追加します。

純粋なパフォーマンスと驚異的なアジリティを融合する真のスポーツ・アイコン、V12 Vantage Sに設定される2種類のトランスミッションは、どちらを選択しても独自のキャラクターとダイナミズムを提供します。スポーツシフト™IIIがより現代的なドライビング・エクスペリエンスを実現する一方、マニュアル・バージョンはドライバー主導によるクラシックな魅力でスポーツマインドを刺激します。V12 Vantage Sならではのスポーツ・クオリティは、どちらの仕様にも共通しています。

製品開発担当ディレクターのイアン・マイナードは、次のように述べています。
「アストンマーティンでは、すべての従業員が自動車エンスージアストです。他とは違う特別なクルマを造ることこそ、我々の使命です。テクノロジーは、我々を進歩へと誘いますが、同時に我々は伝統の大切さも理解しています。純粋な運転の歓びを求める方々は、マニュアル・トランスミッションならではの操作感によるクルマとの繋がりを望んでいます。そのため、我々はアストンマーティンの現行ラインナップの中で、もっとも速く、スポーツに特化したモデルに伝統の流儀を復活させることに大きな歓びを感じています。ハイパフォーマンス・セグメントからマニュアル・トランスミッションが絶滅しようとしている今、マニュアル・バージョンのV12 Vantage Sは、真に特別な1台だといえるでしょう。」

7速マニュアル・トランスミッションの1速ポジションは、クラシックなドッグレッグ・パターンとして、伝統に回帰しながらもドライビング・エンスージアストに歓迎される仕様に仕立てられています。このドッグレッグ・パターンには、6速バージョンの「H」パターンの中に頻繁に使用するギアをすべてレイアウトできるというアドバンテージがあります。

新しいマニュアル・トランスミッションには、AMSHIFTが採用されています。ドライバーによる選択が可能なこのシステムは、クラッチ、シフト・ポジション、プロペラシャフトの各センサー情報と精妙なエンジン・マネージメント・プログラムが相まって、ヒール&トゥによるシフトダウン(ブレーキとクラッチ/シフト操作をしながら、スロットルをブリッピングするドライビング・テクニック)を完璧に再現します。さらに、AMSHIFTは、フルスロットル・シフトアップによる最高レベルのスムーズネスを実現するとともに、クラッチ操作による加速の中断を最小限に抑えます。AMSHIFTは、すべてのドライビング・モードで使用できますが、シャープなスロットル・レスポンスとエキサイティングなエグゾースト・ノートを伴うスポーツ・モードで真価を発揮します。特にシフトダウン時のブリッピングは、非常にエキサイティングな咆吼を轟かせます。

無償オプション*として設定されるマニュアルV12 Vantage Sは、通常の量産モデルです。お客様は、オーダーの際に、マニュアルかスポーツシフトIIIのいずれかを選択することができます。両バージョンは、シャーシ、ブレーキ・パッケージ、6.0リッターV12エンジンなど、トランスミッション以外のすべてが共通です。パワー伝達の手段こそ異なりますが、両バージョンともに0〜100km/hを3.9秒で加速し、最高速度は330km/hに達します。

アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のDr.アンディ・パーマーは、次のように述べています。
「マニュアル・トランスミッションという選択肢によって、V12 Vantage Sの世界観を拡大することは、運転をこよなく愛するお客様に、よりアナログでドライビングに没頭できるマシンを提供したいという弊社の意欲の表れです。この機会をお借りして、マニュアル・ギアボックスが現在でも弊社の製品計画の重要な要素であり、今後もこの方針に変わりがないことを表明したいと思います。」

新しくなったスポーツプラス・パック・オプションには、さまざまなエクステリアおよびインテリア・パーツが含まれます。5種類のボディカラーは、フロントグリル・リップスティック、サイドシル、ミラーハウジング、リア・ディフューザー・ブレードのアクセントカラーと無償で組み合わせることができます。さらに、スポーツプラス・パックのエクステリアには、グラファイト仕上げの10本スポーク軽量アロイホイールが装着され、ブラックまたはグレイのレザーにストライプやコントラスト・ステッチを組み合わせたインテリア表地は、V12 Vantage Sのドラマティックなインテリア・テーマを見事に反映しています。

2017年モデルのVantageラインナップにおける他の重要な変更点は、V8モデルがV8 Vantage SのCoupeおよびRoadsterバージョンに統合されたことです。時の移ろいにも色褪せないV8 Vantage Sは、機械的な変更はないものの、エクステリアやインテリアのディテールに改良が加えられます。広範囲なパーソナリゼーションの可能性を提案する5種類の新しいオプション・パックと、よりいっそう高められた価値により、V8 Vantage Sは、圧倒的な魅力と価格競争力を両立するアストンマーティンのエントリーモデルとして、その役割を果たし続けます。

現行の全ラインナップ共通の変更点は、新しいAMi IIIインフォテインメント・システムの採用です。このシステムには、AMi IIから大きな進歩を遂げたサテライト・ナビゲーション・システムが一体化されます。このシステムでは、一体化されたグラフィック、迅速で容易な住所入力機能、より早い起動時間、更新可能なマップデータ、グラフィックによるドライブプラン表示、高度交通情報、強化型マップ・グラフィック、音声ガイダンス・オプションの拡充など、さまざまなアップデートが施されています。AMi IIIには、車載ディスプレイでiPhone©の機能が使えるApple© CarPlay©も組み込まれます。

2017年モデルのRapide SとVanquishには、AMi IIIとサテライト・ナビゲーションに加えて、新たなオプション・パックが設定されます。入念に選び抜かれたパッケージ・オプションは、さまざまなインテリア/エクステリアカラー、トリム、ディテールを組み合わせ、クルマに新たな価値を付加するだけでなく、仕様の選択に要するお客様の時間と労力を軽減します。

マニュアル・バージョンのV12 Vantage Sの納車開始は、2016年第3四半期を予定しています。

* 英国および欧州市場では無償オプション。米国市場では、V12 Vantage Sは限定100台のスペシャルエディションとして提供。

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ブランド市場もっともスパルタンで爽快なサーキット専用スーパーカー「Vulcan」が
アストンマーティン大阪八光ショールームにやってきた。

展示期間:2016年5月21日(土)~5月末日予定
(※展示終了時期は変更になる場合がございます。)

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詳しくはショールームまでお問い合わせください。

2015年9月22日、大阪城にてAston Martin Lounge ×薪能を開催致しました。

日中は厳しい残暑でしたが、夕方には涼しく秋らしい気候のもと、三味線の音色をBGMにオーナー様をお迎えすることができました。ラウンジ内ではフィンガーフード・ドリンクをお楽しみ頂きながら、Aston Martin DB9 GT、GT12をお披露目いたしました。
世界100台限定生産のGT12を伝統ある大阪城でお披露目することができ、ご来場頂いた皆様には、非日常空間を味わって頂けたと思います。
その後、大阪城本丸広場にて薪能をご観覧頂きました。

弊社は今後も日本の伝統ある文化活動に注力して参ります。
ご来場頂きました皆様、ご協力頂きました関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

 

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