アストンマーティン、DB12を発表: THE WORLD’S FIRST SUPER TOURER 世界初のスーパーツアラー

The New Aston Martin DB12_25

アストンマーティンは、新型DB12を発表します。スポーティなキャラクターとダイナミックな走行性能を大幅に進化させ、伝説的なDB血統を受け継ぎながら、独自の新しいカテゴリーを定義します。スリリングなドライビング体験、卓越した洗練性、最先端のテクノロジー、最高レベルのラグジュアリーを組み合わせたDB12は、グランツーリスモのあるべき姿を再定義します。それは、世界初のスーパーツアラーの誕生です。

DB12は、新たな方向性を目指しています。このモデルは、アストンマーティン史上、もっとも完成度が高く、もっとも洗練されたDBモデルです。あらゆる車を知り尽くした熟練ドライバーを満足させるパフォーマンスとハンドリング。細心に磨き上げたシャシーは、クラス最高の680PS/800Nmを発揮するV8ツインターボ・パワートレインと完璧に調和しています。その結果、本物だけが持つ能力と情熱に裏打ちされた、比類なきドライブ体験を提供するアストンマーティンが誕生しました。

パフォーマンスとエモーショナルな走りを最大化するように設計されたDB12の開発では、総合的なアプローチが採用されました。ここでは、剛性の大幅な強化から始まり、アストンマーティンの仕様に合わせて開発された専用のミシュラン Pilot Sport 5s タイヤへと至ります。車両のコントロールと路面とのコンタクトは、最新のアダプティブダンパーを備えたまったく新しいサスペンション・システムのサポートを受けながら、極めて正確かつダイレクトなエレクトロニック・パワーアシスト・ステアリング(EPAS)システムとエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-Diff)によってさらに強化されています。E-Diffは、俊敏性を高め、ダイナミックな走りを実現します。

6軸慣性測定システムを使用してグリップを予測する最先端のエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムを搭載したDB12には、5つのドライブモードが設定され、走行特性を自在に変化させることができます。これにより、ドライバーは、高い安全性を確保しながら、自信を持ってグリップとトラクションの限界を探ることが可能になります。新しいダイナミクスの設定に関して、これほど完成度を極めたアストンマーティンの量産モデルはかつて存在しませんでした。

DB12は、創立110周年と輝かしいDBモデル誕生75周年という、2つの重要な節目の年に発表されました。創設者のライオネル・マーティンとロバート・バンフォードがパートナーを組んでアストンマーティンを設立し、その後1世紀以上にわたる自動車への情熱、英国における最先端のイノベーション、そしてレースでの栄光の歴史の扉が開きました。
アストンマーティンは、2023年のフォーミュラ1®シーズンの複数のレースで表彰台を獲得し、110年の歴史の中でもっともダイナミックな時代を迎えています。世界のモータースポーツの頂点で戦うことは、ブランドおよび製品戦略の重要な柱となっています。

DB12は、アストンマーティンの次世代スポーツカーを先導するモデルとして、ハイパフォーマンスとウルトラ・ラグジュアリーという2つの絶対的な価値観を提供します。これは、新しい時代の到来を告げるものです。アストンマーティンのすべてのモデルは、驚異的なパフォーマンスとダイナミクス、高度なテクノロジーを巧みに融合し、ブランドが長年にわたって名声を博してきた気品溢れるスタイルと卓越したクラフトマンシップを特徴としています。

アストンマーティン・グループ最高技術責任者のロベルト・フェデリは、DB12について次のように述べています。
「DB12には、アストンマーティンの主張が込められています。このモデルは、パフォーマンス、ダイナミクス、エンジニアリング、テクノロジーのリーダーとしてのアストンマーティンの立場を主張します。私たちは、あらゆる側面でクラス最高を目指しました。その結果、ライバルよりも優れたパワーとパフォーマンスを実現することに成功しました。このニューモデルは、卓越したハンドリングとエキサイティングなサウンドを組み合わせた、情熱的で真にスポーティな車です。重要なのは、その幅広い機能により、洗練性、快適性、高級感を損なうことなく、これを達成できたことです。業界をリードするダイナミック・コントロールおよびインフォテインメント・システムを採用したDB12は、アストンマーティン史上もっともエキサイティングな新時代の幕開けを告げます」

 

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パフォーマンス–凄まじさ,クラスをリードするパワートレインによる新たな一体感
DB12は、全身でその主張を表現しています。4.0リッター・ツインターボV8エンジンによるクラス最高の性能を備え、0-60mph(約0-96km/h)加速はわずか3.5秒(0-100km/h3.6秒)、最高速度は325km/hに達します。ハンドビルドされたこの特別なエンジンは、アストンマーティン・エンジニアによってファインチューンが施され、クラス最高の680PS/671bhp@6,000rpmの最高出力、従来のDB11と比較して34%増加した800Nm/590lb-ft@2,750-6,000rpmの最大トルクを発生します。

パワーの強化は、カムプロファイルの変更、圧縮比の最適化、より大径のターボチャージャーの採用、冷却性能の強化によって達成されました。増加する熱需要に対処するために、冷却システムは完全に再設計され、既存の中央メインラジエーターに、さらに2つの補助クーラーが追加されました。あらゆる条件下で望ましいエンジン吸気温度が確実に達成されるように、追加の低温ラジエーターがインタークーラーの冷却水回路に取り付けられています。

さらに、潤滑回路の熱に対応するために、補助エンジンオイル・クーラーの表面積を、従来の2倍以上に拡大しています。熱気のエアフローを改善することで冷却性能がさらに最適化され、開口部を56%増加したことにより、より多くの冷気がラジエーターに流入できるようになり、ツインターボ上に配置されたボンネット中央のエアベントから熱気を排出します。

ハンドリングとダイナミクス–史上もっともシャープなDB
エンジンパワーは、8速オートマチック・トランスミッションと、アストンマーティンDBモデルでは初めて採用されたエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-Diff)を介して路面へと伝達されます。このディファレンシャルは、車のエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムと連動して作動します。従来のリミテッド・スリップ・ディファレンシャルとは異なり、数ミリ秒以内に全開からフルロックまで変化させることが可能で、ドライバーに最大限のレスポンスを提供し、より正確で一貫したハンドリングを実現します。

最新世代のESCシステムと調和して作動するE-Diffは、あらゆる状況で車のコーナリング性能を大幅に向上させます。低速から中速コーナーでは、DB12は驚くほど俊敏でレスポンスに優れ、フロントエンドの強力なグリップと驚異的なトラクションにより、荒れた路面でもダイナミックに走行することが可能です。その一方で、高速コーナーでは落ち着いた挙動を示し、ドライバーに大きな自信とコントロール感をもたらします。

DB12は、ドライバーとの一体感を高め、パフォーマンスを強化するために、最終減速比の数値は低く(3.083:1)、そして専用のトランスミッション・シフト・キャリブレーションを設定しています。前者はより力強い中間加速を実現し、後者はシフト時間を短縮して、DB12の幅広いドライブモードに適合するさまざまなシフト特性を提供します。

DB12の接着アルミニウム構造は、さまざまなアンダーボディ・コンポーネント(エンジン・クロスブレース、フロント&リア・アンダートレイ、フロント・クロスメンバー、リア・バルクヘッド)の変更により、全体的なねじり剛性が7%向上しました。これらの相乗効果により、特にフロント・ストラットタワーとリア・ストラットタワー間のねじれ剛性と横剛性が集中的に改善され、ダンパーとリアアクスルのより強力で安定した固定ポイントが提供されます。これにより、サスペンションのパフォーマンス、力の分離性、洗練性が向上し、オンセンターおよびオフセンターのステアリングフィールと全体的なドライバーとの一体感が向上しています。

DB12は、新世代のインテリジェント・アダプティブダンパーの導入、より剛性の高いアンチロールバーなどの主要コンポーネントによる高度なエンジニアリングにより、クラスをリードするドライビング・ダイナミクスと大幅に強化されたパフォーマンスを提供します。

力配分の帯域幅が500%増加した最先端のダンパーは、容量の増加により、スポーティな設定から乗り心地重視の設定まで、より幅広いドライブモードの調整が可能になり、DB12の大きなアドバンテージとなっています。アストンマーティンのエンジニアは、この拡大された調整範囲を有効活用して、ライバルよりも遥かに幅広いキャラクターを実現することに成功しています。

ダンパーを慎重に調整することで、ダイナミック・モードに移行するにつれて、より俊敏なレスポンスとよりタイトなボディコントロールに段階的に変化させることができます。さらに、サスペンション・ブッシュを微調整することで、より優れた洗練性と分離性を実現しています。E-DiffおよびESCシステムと組み合わせることで、GTモードではラグジュアリーな乗り心地が維持され、快適で俊敏なクルージングが実現します。その一方で、スポーツおよびスポーツ+モードでは、レスポンスが向上し、ボディコントロールが強化され、タイトなワインディングロードでも活気溢れる走りが実現しています。

エレクトロニック・パワーアシスト・ステアリング・システム(EPAS)の開発は、車とドライバーとの主な接点として、細心の注意が払われました。これは、ノン・アイソレーテッド・ステアリング・コラムの採用から始まり、ドライバーからのステアリング入力に車が忠実に反応し、路面からの正確なフィードバックを返すことで、ダイナミックな走行フィールを強化します。

EPASのキャリブレーションは、俊敏かつ自然なレスポンスを損なうことなく、落ち着いたステアリングフィールを確保することに重点を置いています。ステアリングの過剰な反応やアグレッシブな挙動を排除したDB12は、直感的にコントロールすることが可能で、ドライバーに自信をもたらします。長距離走行ではリラックスして走ることができる一方で、コーナーを攻めるときは、優れた精度、レスポンス、俊敏性を発揮します。

ステアリングの安定性とドライバーとの一体感を考慮して、EPASには可変タイプの速度感応型アシストと、2.4回転のロック・トゥ・ロックを備えた固定レシオ(13.09:1)のラックが採用されています。可変アシストは、ドライブモード・プログラムと統合され、最もアグレッシブなモード(スポーツ+)に移行するにつれてアシストレベルが段階的に減少します。

DB12には、その驚異的なパワーに見合った制動力を確保するため、熱容量を向上させるための溝とドリル加工を施した鋳鉄製400mm径フロントディスクと360mm径リアディスクが標準装備されています。ブレーキ・ブースターもペダルのフィードバックを改善するために再調整し、素早く累進的な制動力を組み合わせた、しっかりとしたペダルフィールにより、ドライバーに大きな自信を与えます。

DB12には、カーボンセラミック・ブレーキ(CCB)もオプション設定され、スーパーツアラーとしての素質を強調します。CCBを装着すると、ブレーキ性能が向上し、最高800℃の温度でブレーキフェードが軽減され、標準のブレーキシステムと比較してバネ下重量が27kg削減され、乗り心地とステアリング・レスポンスが向上します。

スーパーツアラーとして開発されたDB12には、そのキャラクターにふさわしい専用のミシュラン Pilot Sport 5s タイヤを装着しています。サイズは、フロントが275/35 R21 103Y、リアが315/30 R21 108Yです。このタイヤは既製品とは異なるため、特別な「AML」のタイヤコードが付けられています。これは、オーダーメイドのコンパウンドを備え、アストンマーティンのダイナミクスチームによって調整され、正確なステアリングに対する最高レベルの応答性と、ウェットおよびドライコンディションで最大のグリップを実現していることを意味します。

Pilot Sport 5sは、タイヤカーカスにノイズキャンセリング・ポリウレタン・フォームインサートを備えています。これにより、車内に伝わるタイヤの「回転音」が20%低減され、ノイズレベルが低下し、洗練性と快適性が向上します。

DB12には、21インチの鍛造アロイホイールが標準装備されています。サイズは、フロントが9.5J、リアが10.5Jです。標準は5スポークで、オプションでマルチスポークとYスポークが用意されています。これらの3つの異なるデザインから、さまざまなカラーと仕上げを選択することができます。その一例は、グロスシルバーの5本スポーク。サテンプラチナ、サテンブラック、サテンブラック・ダイヤモンド旋削仕上げのマルチスポーク。サテンブロンズ、サテンブラック、サテンブラック・ダイヤモンド旋削仕上げのYスポークなどです。

アストンマーティンは、美観を損なうことなくパフォーマンスを最大化するために、これらの軽量ホイールの構造を最適化するために取り組んできました。これらのホイールは、最先端のシミュレーションを使用して重量を徹底的に削減することで、以前の20インチ・ホイールより8kg軽量化されています。

ドライバー中心主義
–より純粋な,ドライバーが思いのままにコントロールできる直感的なテクノロジー
DB12は、ドライバーに完璧なダイナミックサポートを提供するように設計されており、業界をリードするエレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)システムを搭載しています。このシステムには、センターコンソールのESPボタンで選択可能な、4つの事前定義されたESPモード(ウェット、オン、トラック、オフ)が用意されています。それぞれがシームレスに統合されており、突然のシステム介入を回避して、段階的な制御を実現しています。

このシステムは、車両周囲の数多くのセンサーから情報を取得することによって機能します。その中で、もっとも先進的なシステムが新しい6軸慣性測定ユニットです。この高度な加速度計は、車の挙動をリアルタイムで計測します。次に、最先端のアルゴリズムを使用して、利用可能なグリップのレベルを予測し、瞬間的な挙動の不安定性に対応します。

バックグラウンドで注意深く作動するように設計されたこの洗練されたシステムにより、知覚可能なESPの介入が抑制され、ドライバーは高度な安全性を確保しながら、最大限のサポートを得ることができます。同様の予測ベースのテクノロジーが、すべてのシャシー制御システム(ABS、トラクション・コントロール、ラテラル・ダイナミクス)を前例のないレベルで統合し、ドライバーの信頼感と楽しさの面で、比類なきレベルの走りを実現しています。

マルチモードESPに加えて、DB12は5つの事前定義されたドライブモードも備えています。「GT」、「スポーツ」、「スポーツ+」は動的挙動を段階的に調整し、ステップごとにドライバーがより自由にグリップとトラクションの限界を探ることができるようにします。「ウェット」モードはグリップの低い路面での安定性を高めます。「インディビジュアル」モードでは、シャシー、パワートレイン、ESP、トラクション・コントロールの設定を自由に組み合わせ、ドライバーの好みに合わせて車両システムを正確に調整することができます。

ドライブモードは、センターコンソールのスイッチを使用して選択します。5つのプリセットを備えたロータリー・コントローラーにより、迅速かつ簡単なモード切替が可能になります。シャシー、ESP、エキゾーストの個別のオーバーライド・ボタンも、センターコンソールのロータリー・コントローラーの下と左側に設置されています。これらによりドライバーは、好みの設定をボタン一つで選択して、ドライブモードをオーバーライドすることができます。

エクステリア–大胆なデザイン
DB12の大胆で主張のあるエクステリア・デザインは、力強さとそのポテンシャルを完璧に表現しています。アストンマーティンならではの完璧なスタイル、75年にわたるDBの伝統、世界初のスーパーツアラーにふさわしいセグメントを定義するプロポーションを統合したこのモデルは、自信に溢れた存在感、鍛え抜かれたアスリートのような造形、アグレッシブなディテール、比類なきエレガンスで、人々の注目を集めます。

トレッドは、フロントが6mm、リアが22mm拡大し、内に秘めたパワーを誇示するまったく新しいフロントエンドは、ラジエーター開口部が拡大され、スプリッターとともに形状も見直されています。特徴的な新しいデイタイム・ランニングライト(DRL)を備えたLEDヘッドライトは、DB12のワイドなスタンスをさらに強調します。さらに、21インチの鍛造アロイホイールが標準装備されます。フロントノーズには、最新形に進化を遂げた、象徴的なアストンマーティンのウィング・バッジが誇らしげに装着されています。エキサイティングな新時代の始まりを象徴するDB12は、新しいウィング・バッジが採用された最初のスポーツカーです。小型のフレームレス・ウイングミラーは、新しいデザインを補完すると同時に、車両の空力プロファイルを改善します。ドアを開くと、ウルトラ・ラグジュアリーなインテリアが乗員を迎え入れます。

アストンマーティン・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンは、次のように述べています。
「DB12のデザインは、アストンマーティンが目指すスーパーツアラーを定義しています。歴史的に、現代の自動車愛好家の間で、GTという名称は、ある種の快適さ、スピード、洗練さを意味してきました。しかし、非常に経験豊富なアストンマーティンのお客様は、単なるドライバーではありません。そのため、私たちは単純に自動車をデザインするのではなく、卓越したハンドリング、ダイナミクス、パワートレイン、スペース感覚、スタイリングなど、すべてをDB12に融合しました。そして、パフォーマンスデザインという、このまったく新しいカテゴリーの走行体験を提供するために、テクノロジーを通じてそれを最大限に実現しました」

「アストンマーティン・オーナーの方々が、公道でその走りを限界まで楽しむとき、彼ら自身の経験に基づいて安全に車をコントロールしながら、スピードとパフォーマンスのスリルを求めているということを私たちは知っています。DB12は、ドライバーが何を望んでいるのかを直感的に理解し、どのような運転の瞬間でも、その最適な組み合わせを確実に提供します。DB12を、スーパーツアラーという新しいカテゴリーのモデルとして差別化を実現しているのは、この総合的な経験値によるものです」

「アストンマーティンのもっとも輝かしい血統に新たに加わったDB12は、未来へと飛躍するブランドを体現しています。その大幅な進化は、DB12のスタイリングに反映されています。完全に新しいフロントエンド、ワイドなスタンス、存在感を高めるためのより筋肉質なボディなどを特徴としています。インテリアも完全に新設計され、すっきりとした水平基調のラインがスペース感覚を強調し、新しい最先端のインフォテインメント・システムにふさわしい現代的なバックボーンを提供しています。非常に新鮮でありながら、紛れもなくアストンマーティンであるDB12は、これまでとはまったく違う、新しい種類のスーパーツアラーです」

自身の個性をスタイルに反映させたいお客様は、「Q by Aston Martin」パーソナライゼーション・サービスを通じて無限の可能性を探求することができます。「Q by Aston Martin」のデザイナーや職人のスキルを間近で体験するため、お客様はユニークなパーソナライゼーションの旅に出ることができます。この旅は、細かいディテールの変更から、本格的なエンジニアリング、完全にオーダーメイドのコンポーネントの生産に至るまで、あらゆる要望にお応えします。DB12を真にユニークなものにするための無限の可能性を備えた設計チームにとって、実現できないことは何もありません。

インテリア–繊細なクラフトマンシップとテクノロジー
完全に新しいウルトラ・ラグジュアリーなインテリアを特徴とするDB12は、現代的かつ豪華な空間で乗員を満足させ、アストンマーティンの次世代オーダーメイド・インフォテインメント・システムと最先端のコネクテッド・テクノロジーを強化すると同時に、新しいパートナーである「Bowers & Wilkins」(バウワーズ&ウィルキンス)による素晴らしいサラウンド・サウンドシステムで至高のオーディオ体験を提供します。

クリーンで現代的なデザイン、長い伝統を誇るクラフトマンシップ、最高級の素材を組み合わせたDB12のインテリアは、ドライバーと乗客にスタイリッシュで贅沢な安らぎの空間を提供します。このデザインの特徴は、ドライバー中心のコックピットで、高度なテクノロジー、高度な職人技、最高の素材をシームレスに統合していることです。

コックピットの中央には、ショルダーラインの下にまで達する高いセンターコンソールが設置され、ウルトラ・ラグジュアリーなコックピット、現代的なディスプレイ、インタラクティブなアナログスイッチの組み合わせを直感的に操作することができます。ドライバー中心のコントロール類は、人間工学に基づいてキャビンのセンターラインに沿って配置され、ドライバーとの一体感最大限に確保しています。また、水平基調のラインが、特徴的なトリムで構成されたエレガントなインテリアに、クリアな雰囲気を創出しています。

過去も現在も、優れたクラフトマンシップは、すべてのアストンマーティンの中核であり続けています。レザーインテリアの老舗「Bridge of Weir」(ブリッジ・オブ・ワイル)の香り豊かな手縫いのレザーを採用した豪華なインテリアは、真のスーパーツアラーの価値を体現しています。このシートは、長距離走行でも心地よい快適性を実現しながら、最大限の運転の楽しみを提供するために必要なサポート性を備えています。DB12では、新しいキルトによる絶妙なディテールとユニークなキャラクターが創出されています。新しいキルティング・パターンは、最高品質のフルレザーまたはアルカンターラ®インテリアに採用されます。

インテリアにおけるDB12の主なハイライトは、アストンマーティンの次世代インフォテインメントの導入です。アストンマーティンが設計/開発した、この完全にオーダーメイドのシステムは、アストンマーティン初の自社システムです。

ワイヤレスApple CarPlay™およびAndroid Auto™*をサポートするこの新しいシステムは、車両に完全に一体化されたマルチスクリーンシステムで、素早い応答時間(30ミリ秒)の静電容量式タッチコントロールを備えた10.25インチ・ピュアブラック高解像度スクリーン(1970×720)に情報を表示します。

DB12では、タッチスクリーンによる利便性と、確実な操作フィールを提供する物理スイッチのバランスも重視しました。ギアやドライブモードの選択、冷暖房やベンチレーションといった主要な機械操作用のスイッチは、物理スイッチをそのまま残し、デジタルとアナログの世界を完璧に融合させています。さらに、シャシーやESPのオーバーライドスイッチ、エキゾースト・システム、レーンアシスト、パークディスタンス・コントロール用のスイッチも設置され、もっとも頻繁に使用するコントロールを常に手元で操作することができます。

DB12のまったく新しいナビゲーション・システムは、オンライン接続機能を備えており、よりスマートで、より迅速で、より便利な体験を実現します。オンライン接続により、ドライバーは簡単にお気に入りのレストランを検索し、レビューを読み、目的地として設定することができます。さらに、自宅にいながらAston Martinアプリで目的地を選択し、それをDB12に送信するだけで旅の準備が整います。

落ち着いた色調の新しい3Dマッピングは、車線案内とリアルタイムの交通情報により、ドライバーに直感的で明確なガイドを提供します。コネクテッド機能を備えたルート案内により、不必要な遅延も発生しません。詳細を確認したい場合は、運転中に周囲のエリアを視覚化するために、衛星ビューをダウンロードして見ることができます。

DB12の新しいインフォテインメント・システムの基盤を提供するのが、オンライン接続機能を備え、完全に新しいコンパニオンとして利用可能なAston Martinアプリです。ブランド初となる2つ新しい機能により、DB12のオーナーは車両とコミュニケーションを取り、対話し、つながることができるようになります。

オンライン接続により、使いやすさと安心感が向上し、無線(OTA)アップデートおよび診断機能が提供されるため、所有体験が向上します。拡大を続けるアストンマーティンのコネクテッドカーは、車両の製品、サービス、サポートの改善に合わせて、進化し続けます。

このまったく新しいコネクテッドカー・エコシステムは、DB12、Aston Martinアプリ、アストンマーティンによる安全なデータサーバーという3つの主要な要素の上に成り立っています。これらの3つの要素は、DB12に組み込まれたe-SIMを介して、グローバル・ローミング4G LTE/GSM 携帯電話ネットワークを通じて接続します。

DB12を購入する際、お客様は新しいAston Martinアプリに登録し、お客様独自のAML IDを作成します。iOSとAndroidで利用できるこのアプリは、個人のデバイスを介して車との間でシームレスな相互作用、コントロール、フィードバックを可能にします。

車両固有のパーソナライズされたコンテンツは、インフォテインメント・システムの新しいUI/UXにシームレスに統合された、明確で直感的なディスプレイに表示されます。アプリを使用することで、お客様は車両を監視し、位置を特定し、プロテクトをかけたり、ナビゲーションPOIを送信したりすることができます。目的地周辺に到着した後は、ラストマイル・ナビゲーション機能を使用することで、徒歩で目的地まで到達することができます。また、アカウントの詳細を管理したり、統合されたメディアサイトを通じて、アストンマーティン・オーナーのコミュニティで情報を共有したりすることもできます。

このアプリは、最初の3年間は無料で利用することが可能で、アストンマーティンの所有体験を最大限に高めるように設計された、さまざまなコネクテッドカー・サブスクリプション・パッケージも提供します。コネクテッドカー・サブスクリプションには、3つのサービスがあります。これらは、お客様の新しいDB12の保証が発効されると、無料で有効化されます。
将来のオーナーへの追加の特典として、アストンマーティンの「Timeless」認定中古プログラムを通じてDB12を再購入した場合でも、最初の3年間はサブスクリプションが提供されます。

提供されるサブスクリプションと機能は、次のとおりです。

Convenience(コンビニエンス)
コネクテッド・ナビゲーション / 盗難警報 / 音声アシスタント / ジオフェンス警報

Vehicle Management(車両管理)
位置特定 / 識別 / プロテクト / 速度警告 / 走行データ / 車両ステータス / リモートロック / ロック解除

Vehicle Services(車両サービス)
緊急通話 / 故障通話 / アストンマーティン・コンシェルジュ / プライバシー・モード / OTA無線アップデート / サブスクリプション / 診断

オプションの「Advantage」(アドバンテージ)サブスクリプションに加入すると、追加のパーソナライゼーション、相互作用、機能上の利点が得られます。「Advantage」は当初、盗難車両追跡機能を提供しますが、DB12のオーナーは、追加機能とサブスクリプション・サービスのポートフォリオを構築して、所有体験をさらに充実させることができます。

あらゆる面で卓越性を提供するという使命の下で開発されたアストンマーティンDB12は、オーディオに関しても新たな体験を提供します。DB12には、390W 11スピーカーによるアストンマーティン・オーディオシステムが標準装備されています。高度なハードウェアを備えたこのシステムは、サラウンド・サウンドモードを提供し、QuantumLogic®サウンド・プロセッシングを採用して、DB12用に専用設計されたサウンドスケープとオーディオ・パフォーマンスを創出します。

真のオーディオファンのために、アストンマーティンは新しいオーディオ・パートナーである「Bowers & Wilkins」と共同で、オプションのサラウンドシステムを開発しました。「Bowers & Wilkins」の世界クラスの家庭用Hi-Fiシステムの革新的なテクノロジーを採用したこの専用システムは、DB12のインテリア空間と形状に合わせて音響設計されており、壮大なリスニング体験を提供します。

アルミニウム・ダブルドーム・ツイーターやContinuum®ミッドレンジ・スピーカーなどのハイパフォーマンス・スピーカーにより、15のスピーカーとダブルアンプ1,170Wサラウンド・サウンドを備えたこのシステムは、バランスの取れた正確なサウンドを再生します。専用の3Dヘッドライン・スピーカーとパワフルなサブウーファーにより、アストンマーティン・スポーツカーで可能な限りもっとも魅力的なサウンド体験が実現しています。

この没入型のサウンド・クオリティは、DB12の構造の奥深くに組み込まれたスピーカーの完璧な位置、方向、対称性によって実現されます。これは、アストンマーティンと「Bowers & Wilkins」のエンジニアとの緊密な協力によって達成されました。

シームレスに統合された設計により、システムの見た目もサウンド同様に優れています。
ステンレス・スチールのスピーカーグリルは、DB12のインテリア・ジュエリーに見事に溶け込み、完璧な音響と印象的な美しさを実現するために最適化されたパフォレーションを特徴としています。

アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のアメデオ・フェリーサは、DB12について次のように述べています。
「アストンマーティンのように長い歴史を備えたブランドは、過去を尊重することが重要です。しかし、それは過去を振り返ることではなく、110年前に創業者を突き動かした同じエネルギーと情熱を持って前進することを意味しています。新たなDB12によって、私たちはDBモデルラインナップを再び活性化し、アストンマーティンが真に卓越したパフォーマンスのスポーツカー・メーカーであることを再確認することができます。DB12は、クラスをリードするパフォーマンスと卓越したシャシー・ダイナミクスを、最先端のテクノロジー、完璧なクラフトマンシップ、完璧なデザインと組み合わせることで、アストンマーティンを新時代へと導きます」

最初のデリバリーは2023年第3四半期に開始される予定です。大胆なスタイルを備えたDB12は、独自の新しいカテゴリーを定義し、パフォーマンス、エキサイティングなドライビング、ウルトラ・ラグジュアリーとスタイルの新たなベンチマークを設定します。これは単なるGTではありません。DB12は世界初のスーパーツアラーです。

 

【お問い合わせ】
アストンマーティン大阪 TEL:06-4392-1085

アストンマーティン神戸 TEL:078-392-4385

アストンマーティン名古屋 TEL:052-242-0888

2023.05.25