アストンマーティンValkyrie AMR Proが フォーミュラ1®バーレーン・グランプリに登場して観衆を魅了

Valkyrie AMR Pro_Bahrain 2022_ 01

英国のウルトラ・ラグジュアリー・ブランドであるアストンマーティンにとって、先週末に開催されたフォーミュラ1世界選手権の開幕戦、バーレーン・グランプリは、アストンマーティンによる究極のハイパーカーを発表する絶好の舞台となりました。

アストンマーティンValkyrie AMR Proは、世界最高峰のサーキット専用車の1台であり、公道やレースのレギュレーションによる規制に一切縛られることなく、本来のポテンシャルをフルに発揮することができるように設計されています。過去の常識を打ち破ったアストンマーティンValkyrieの究極の進化バージョンは、1,000bhp/11,000rpmを発生する自然吸気V12エンジンを搭載しています。
パフォーマンス・エンジニアリングの頂点を極めたこの芸術作品は、想像をはるかに超えるドライビング体験を提供します。ル・マン・ハイパーカーのレギュレーションを超える空力性能を備えたValkyrie AMR Proは、バーレーン・グランプリに参戦するF1®マシンに近いサーキット・パフォーマンスを発揮します。

開発ドライバーのディルク・ミューラーは、一切の制約から解放されたこのダイナミックなハイパーカーのステアリングを握り、次のようにコメントしています。
「その走りは、信じられないほどでした。この車に関しては、さまざまなコメントが寄せられていますが、正直な話、この車は完全に別物です。パフォーマンスの点では、これまでに運転したどの車よりもF1マシンに近い存在だと言えるでしょう。パワー、ハンドリング、グリップ、すべてが完璧です」

アストンマーティンValkyrie AMR Proは、土曜日の予選ラウンドの前と日曜日の決勝レースの前の合計2回、大観衆の前でサーキット走行を披露しました。F1®マシンにV12エンジンが搭載されなくなってから長い年月が経過しているため、Valkyire AMR Pro用にコスワースが開発した6.5リッター・パワーユニットが奏でるエキゾースト・サウンドは、熱狂的なファンの方々に特別な思いを呼び起こしました。

アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のトビアス・ムアースは、次のように述べています。
「この車は、パフォーマンス・エンジニアリングの傑作です。開発に携わったすべてのテスト・ドライバー、そして超一流のすべてのレーシング・ドライバーは、この車に畏敬の念を抱いています。その理由は、きわめて明快です。Valkyrie AMR Proの性能は、F1マシンのパフォーマンスに近づいています。アストンマーティン史上もっとも究極なハイパーカーをお披露目できたことを大変誇りに思っています」

アストンマーティンによる待望のハイパーカーの公開に続き、Valkyrieを購入されたすべてのお客様は、アストンマーティンが主催する専用のサーキット体験プログラムに参加する機会が提供されます。アラブ首長国連邦のヤス・マリーナから、英国のシルバーストーン、ドイツのニュルブルクリンク、日本の富士スピードウェイ、そして米国のサーキット・オブ・ジ・アメリカズに至るまで、世界でもっとも有名なFIAサーキットがこのユニークなプログラムの舞台となります。さらに、サーキット走行体験では、F1および耐久レースの世界における伝説的なドライバーによるサポートも提供されます。

アストンマーティンValkyrie AMR Proは、限定40台が生産され、最初の納車が始まりました。一切の制約から解放されて開発された車、それがValkyrie AMR Proです。

2022.03.24